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4万円以下で購入できる「OPPO Reno A」はカメラも実用的

【OPPO Reno A】

 「OPPO Reno A」をおサイフケータイ用として使いはじめて1カ月ほど経ちました。おサイフケータイ用と言いつつ、予想よりも快適に動作してくれているので、だんだん普段使いでも問題ないかなと思い始めてきました。

OPPO Reno Aのアウトカメラは約1600万画素+約200万画素のデュアルカメラ構成だが、200万画素カメラは深度測定用のため、流行りの超広角などには対応していない

 前回は「Reno AはFeliCaに対応していて嬉しい!」と、FeliCa機能をメインに触れていたのですが、カメラもけっこう実用的です。これまで筆者はカメラ重視でGalaxyシリーズを毎回ほぼ指名買いしていたため、今回もカメラはあまり気にしていなかったのですが、いい意味で裏切ってくれました。

 スマートフォンを普段使いするうえで、カメラ性能はやはり気になるポイントです。スマートフォンのカメラで一番よく撮るものといえばやはり食事でしょう。美味しそうに見えるメシウマ写真をいかに量産できるかはとても重要で、気軽にキレイに撮れるのが一番嬉しいものです。

通常モードのままでも手軽にキレイに撮影できる

 筆者がスマートフォンで画像を撮影する場合は、メモ的用途の撮影や食べ物写真を撮影することが多く、基本的には標準モードでそのまま撮影します。シャッタースピードなどを細かく調整できるいわゆる「プロモード」的なモードを使う機会はあまりなく、設定してから撮影したいというシチュエーションでは普通のカメラを使うため、スマートフォンでの撮影は手軽さの方を重視しています。

 4万円以下で買えるスマートフォンのカメラとして考えると、室内での撮影にはちょっと弱いかなと感じることもありますが、そこまで大きな不満は特に感じられません。通常モードでそのまま撮ってもそこそこ使えるような画像が撮影できてしまいます。さすがに10万円台のハイエンドモデルと比較してしまうと性能面でも機能面でも敵わない点が出てきてしまいますが……。

飯テロにもすぐに使えそうな仕上がり

 ナイト撮影モードもなかなか実用的。肉眼では見えないような星空を撮りたいとなるとさすがに無理がありますが、普通にライトアップされている場所であれば多少のノイズが乗るとはいえくっきり撮影できてしまうので驚きです。

ナイトモードで撮影
ナイトモードでイルミネーションを撮影してみると予想以上だった
看板のライトアップもクッキリ写る
LEDに注目すると潰れずに撮影できている
周りが暗いところではノイズが気になる

 このほかReno Aには自然な色合いで撮影できるという「ダズルカラーモード」が用意されているのですが、このモードで撮影するとまるで宣材写真のように鮮やかになりすぎてしまうことが多いという印象。普通に通常モードのカメラで、シーン認識による自動補正だけでも多くの場面で満足に撮影できるので、この機能は使い始めてから存在を思い出しました、すみません。

 インカメラに関しては約2500万画素と、数字だけ見ればアウトカメラより画素数が多く、標準カメラでも多くの調整が可能できて驚きました。カメラは実用的で自撮り需要にも応え、おサイフケータイや防水防塵へもしっかり対応していることから、改めてOPPOの日本国内への力の入れ方を感じられました。

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