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おサイフケータイ用端末を「OPPO Reno A」に

【OPPO Reno A】

 筆者は普段、持ち歩き用の端末として「Galaxy S10」をメインに、おサイフケータイ用には「Galaxy Feel」を使用していましたが、つい最近、おサイフケータイ用の端末を「OPPO Reno A」に入れ替えました。

OPPO Reno A

 以前はメイン端末で一緒におサイフケータイも使用していたのですが、メインで使う端末はそこそこの頻度で入れ替えているので、買い換えるたびに毎回おサイフケータイ移行するのは面倒だと感じるようになり、メイン端末とは別でおサイフケータイ用の端末を用意するようになりました。それでも「一体いつから使い続けているんですかね……」なんて聞こえてきそうなのですが。

 今回久しぶりにおサイフケータイ用の端末を入れ替えようとした理由は、実はメインで使用しているGalaxy S10の破損によるもの。先日の「DOCOMO Open House 2020」の会場内で端末を落とし、画面を“クラッシュ”してしまったのです。

見えなくなった部分がありますが、タッチパネル自体は問題なく動作してます

 今年は前厄にあたるので、さっそくの災難ともいえるでしょうか。厄年自体、生後の記憶にあるものでは初めてになるのですが、身近で迷信を全く気にしていない人でも何かしらの災難が降り掛かっていたりしていたのを見ていたので、筆者も来年はお祓いとか行ったほうがいいのかななんて思いました。

 筆者はここ数年でスマートフォンを使う頻度が減ったのか、大容量のモバイルバッテリーを持ち歩くということも少なくなりました。スマートフォンの電池持ちが改善したからというのもあるのだと思いますが、気が付けば2台程度の持ち歩きで1日を問題なく過ごせるようになっていました。

 ただ、いくらスマートフォンを使う時間が減っていたとしても、メインで使用しているスマートフォンを壊してしまうのはかなりの痛手。少し前からメイン端末の新調を考え、いろいろ検討しているのですがまだ発売していない(※執筆時点)「AQUOS zero2」が気になるなど、様子見の段階。

 おサイフケータイ用のGalaxy Feelはもう2年選手なので(といっても端末自体は途中で交換しているので1年くらいですが)、この1台で新しいメイン端末をお迎えするまで耐えるのは厳しそう。部屋に転がっている端末を発掘すれば使えそうなものがないこともないのですが、やはり新たに設定し直すのが面倒です。

 こうして悩んでいたところ、おサイフケータイ用の端末も入れ替え、しばらくピンチヒッターとして使っていこうと考え、発表時より「おサイフケータイ用に良さそう」と気になっていたReno Aが真っ先に頭に浮かびました。

 Reno Aは3万円台という価格ながらCPUはSnapdragon 710を採用し、6GBのメモリを搭載するという、普段使いにも大きな問題がない魅力的な機種です。日本製以外ではまだ貴重なFeliCa対応も嬉しいところです。OPPOの国内販路への力の入れ方を感じられます。

おサイフケータイが使えるので嬉しい

 なるべく早く買い替えたいと思っていたところ、筆者の隣の席に座っている、お互いの入社時期より何年も前から知り合いであるHさんに「Reno Aを検討している」と話したところ、その日のうちに譲っていただけました。まさにスピード取引です。

 おサイフケータイをまるごと移行するのは久しぶりですが、サービスごとに1つずつ機種変更の手続きをしないといけないので、やはり手間がかかります。せめてGoogle Payに登録しているサービスくらいならまとめて機種変更できるようにしてほしいところです。

サービスが多いと移行が大変です
Google Payさん、JMB WAONにはいつか対応してくれるのでしょうか……

 普通に使う分にも端末の値段以上にサクサク動いてくれる印象です。Snapdragon 6xxシリーズを多く採用する、いわゆるミッドレンジクラスの端末を上回るスペックなので、やはり余裕が感じられます。

 カメラに関しては、インカメラは2500万画素、アウトカメラは1600万画素+200万画素のデュアルカメラを搭載。いわゆる「自撮りアプリ」をインストールしなくても、標準のカメラアプリで同じように目の大きさや顔の輪郭などを調整できる点には驚きです。

 OSで省電力の設定がかなり独特だという理由もあるのでしょうが、電池の持ちも悪くない印象。おサイフケータイ端末として利用していると何日か充電しない状態で持ち歩くということも多く、「突然チャージしなきゃいけなくなったけど、電池切れだった」ということも少なく済みそうです。

 ふだん標準に近いAndroidを使っていると操作性に慣れるまで戸惑う可能性はありますが、スペック的には大きな不満を感じられず、昨今人気の理由を再確認できた気がします。