みんなのケータイ

ZenFone 5、買いました

【ZenFone 5(ZE620KL)】

購入したての「ZenFone 5(ZE620KL)」

 ASUSの新スマホ「ZenFone 5(ZE620KL)」を買いました。前回の記事で「au版Galaxy S8をS9に買い替えようかな?」というお話をしましたが、毎月割がまだまだ残っていることもあり、結局は躊躇。「SIMフリースマホを1台買い増そう」という方向に落ち着きました。

 ただ、それはそれで色々と迷うモノ。まず最初に考えたのがEssentialのPH-1でした。折良く日本発送を開始したばかりなので、そのあたりの顛末をみんなのケータイを書いてみるのも面白いかもしれない。ただ、英語サイトで500ドル超の商品を注文するほどの度胸がなく……。

 実用面ではHTCのU11 lifeが気になるものの、楽天モバイルのほぼ専売状態のため、コスト面で考えることが増えてしまう。加えて、上位モデルにあたるU11は本コーナーですでに甲斐さんが取り上げてしまっており、私が書いても新味が少ない(なんともイヤらしい事情ですみません)。

充電端子はUSB Type-C。イヤフォン端子がある点も、購入にあたって重視しました

 で、ZenFone 5です。ノッチ、デュアルカメラ、6インチ超えディスプレイのスマホを自腹購入した経験がないので、流行を勉強するにはうってつけ。特に画面の大ささは、電子書籍との付き合い方を変えてくれるかも? との期待を高めてくれました。

 また、DSDV対応なのも好印象でした。メインで使っているau回線用の端末が万一故障した場合、SIMが生きていればZenFone 5に一時的に差し替え、ドコモ系MVNOとのデュアルSIMにすれば、通話・データ通信の両方を維持しながら急場しのぎができるはず。つまりバックアップ機としても魅力的だったのです。

素直に驚いた6.2型ディスプレイ

 6月発売予定のZenFone 5Zを待つことも考えました。ただ価格差が1万7000円ありますし、注目ポイントの1つであるデュアルカメラ部には5と5Zで機能差がほとんどなさそう──ならば今回は5で十分だろうと結論づけました。

ZenFone 5(左)とGalaxy S8(右)の比較。やはり横幅の違いが際立ちます。片手操作重視派には、ZenFone 5は厳しいかも? ただ、ホームボタン2回タップで起動する片手操作モードを完備

 ZenFone 5を手にとってみると、まずは6.2型ディスプレイの存在感に言及せざるを得ません。Galaxy S8(画面サイズは5.8型)をメイン機とする時期が1年近く続いていたため、ZenFone 5はとにかく大きく感じます。

 Galaxy S8+やGalaxy Note8を使っていた方なら、それほど違いを感じないのかもしれません。ただ筆者の場合、写真・動画を見たときの鮮烈さを考えると、やはり6インチ超は良いなと率直に感じました。こりゃGalaxy S9+(への買い替え)も考えないといけないかも?!

レンズ部と指紋センターの配置関係はこんな感じ。Galaxy S8ともS9とも違いますが、実用性を重視するならこれが1つの最適解かと

 同じくGalaxy S8との比較でみますと、背面周りのオーソドックスさも際立ちます。Galaxy S8はカメラレンズ部と指紋センサーの位置関係がやや特殊なため、最初のうちは結構戸惑います。実際にはすぐ慣れますけども、それを他者に説明するのは結構なハードルです。

 対してZenFone 5はレンズ部が背面左上、指紋センサーは背面中央に完全セパレートしています。ノッチの件を別とするなら、一般的なAndroidスマホを使い続けている人には理想的な作りかと思います。

 さて、初回はこのくらいで。ASUS製スマホの実力、しっかり堪能させていただきます!