【船田氏解説】
回路はとてもカンタンです。6個のタクトスイッチをブレッドボード上にならべて、Arduinoボードと7本の線でつなぐだけ。そのうちの1本はグランド(GND)の配線です。
まず机の上にArduinoボードとブレッドボードを並べて、上の図のように接続してみましょう。ケースに入れる際は電池を使いますが、この段階ではUSBケーブルからの電気が使えるので、電源を気にする必要はありません。
図ではArduinoボードのピンから線が出るように描かれています。実際はWave Shieldが載っているので、Wave Shieldの端子から線を引き出すことになります。端子の位置や並び順は同じです。ワイアをつなげるためのソケットは、Wave Shield上にハンダ付けして取り付ける必要があります(基板に直接ワイアをハンダ付けしてもいいのですが、配線の変更がしにくくなりますね)。
USBにつないだ状態で動作チェックをしたら、持ち運べるように電池駆動に対応しましょう。Arduino Duemilanoveならば、DCジャックに9Vの電池をつなぐだけで、他はどこも変更する必要がありません。電池スナップに2.1mmのDCプラグをつなぐと扱いやすくなります。ひとつ用意しておくと何かと便利です。
Diecimilaのように電源の切り替えをジャンパピンで行うボードでは、電池をつなぐ前に、EXTの側にプラグを挿しかえてください。DCジャックがないArduinoボードの場合は、電池の電圧を変換する回路を用意する必要があるかもしれません。
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