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iPhone 3G、さらに愛用中
スタパ齋藤 スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。


iPhone 3G、さらに愛用中

 その後もiPhone 3Gとプチ格闘しつつも多用しまくり中の俺。室内で屋外でと四六時中iPhone 3Gを手にしていたりする。主にWebブラウザおよびメーラとして使いがちだが、時にはスケジュールを確認したり電話したり、時には便利アプリを使ったり。


拙者のiPhone 3G利用例。まずはキレイな文字で読めるメーラとして大活躍。ソフトウェアキーボードにも徐々に慣れてきたので、ポチポチと返信もしている Webブラウザとしては超激活躍中。タップやフリック、ピンチによりPC向けのWebサイトも非常に閲覧しやすい。拡大・縮小・スクロールはけなり自由自在 横向きにすればこのような表示に。ハムフェア2008へ取材にいった際、フェアのスケジュール参照やブース位置確認に役立った

iPhone 3Gで撮影した画像。カメラ機能もけっこー使っている。……が、画質・機能ともに、今時の日本製ケータイよりかなり落ちる感じ。ビジュアルメモや気軽なスナップに、てな感じで使用中だ コレは撮影中の表示例。カメラ機能に関しては、画面端に表示される“ソフトウェアシャッターボタン”が、どーもやっぱり使いにくい。つい、ミスショットを撮影しちゃいますな ぶっちゃけ、手のひらに収まるウォードライビング端末としても興味深いですな。徒歩でもクルマでも、移動中ついついと……あ、いや、別に悪いコト考えてるわけじゃなくて、単なる興味っス

 イメージ的には、ケータイと本格派PDAとの中間てな感じだろうか。日本のケータイと比べると、片手で快適な操作とは行かず、かつ、メールの細かな機能的自由度も低めなiPhone 3G。正当派(!?)のスマートフォンやPDAと比べると、例えばWebページ閲覧時にフラッシュのページ(部分)は見られないとかPIMもわりあい大雑把とか……全体的に大味感漂う端末ですな。

 しかし、ケータイやPDAなどのオイシイ的機能は一応持っており、かつ、音楽プレイヤーとしての強み、魅力的なアプリ群、気分良く使えるインターフェースなど、多くの状況下の拙者に「じゃ、とりあえずiPhone 3G」と言わしめる端末である。

 てな感じでiPhone 3G使いまくりなんだが、この端末、不意に壊しちゃったりすると高くつく。ので、そうならないよーにと注意深く扱いつつ、もちろん、保護ケースなどを始めとする各種アクセサリを使用中である。そこで今回は、拙者が購入して試したケース類やお掃除アイテムについてレポートしてみたい。


なるべく裸で使いたい

 俺的には、iPhone 3Gをなるべく裸で使いたい。あ、ユーザー側じゃなくて端末側のコトですけど。iPhone 3Gはキレイな端末なので、その美しさを楽しみつつ機能も堪能したい。が、傷が付いたらヤだな~、壊れたらもっとヤだし~、という思いから、何はともあれ液晶保護フィルム(スクリーンプロテクタ)を、と。

 で、拙者的結論から言うと、パワーサポートクリスタルフィルムセット for iPhone 3Gが良かった。光沢のあるフィルム×2枚入り、ってあたりはフツーな感じだが、“ホコリ取りシート”が入っていた点。これがナイス!!


クリスタルフィルムセット for iPhone 3Gはこんなパッケージで売られていたッ!! 光沢のある液晶保護シート(貼付式)が2枚入っている!! Amazonにて1298円で購入!! このようなホコリ取りシートが1枚付属している。液晶保護シートを貼る前に、このホコリ取りシートでiPhone 3Gの液晶表面のホコリを取り除くというわけだ。アッタマいい~!! iPhone 3Gに貼ったところ。わりと硬めのフィルムで、光沢があり、全然目立たない。指でのタップやフリック、ピンチも違和感なく行えている

 実は最初、テキトーなスタンスで某社製のフツーなる保護フィルムを買ったが、貼るのに失敗。単なるミスだが、1枚目はフィルムと液晶表面の間にゴミが入って俺絶望。気合い入れた2枚目は、気泡が入っちゃって、それを押し出そうとしていたら、なーんか超細かい気泡の線が発生しちゃって俺滅亡。てか、なんか、iPhone 3Gって画面デカいってゆーか本体前面全部がフィルム貼付面なので、気合い入れないとビシッと貼れない感じですな。

 そこでホコリ取りシート入りなるこのフィルムを発見し、微妙に高かったが買ってみた。上記のとおり、ホコリ取りシートで液晶表面の細かな(見えづらい)ホコリまで取ってから貼れるので、ゴミが入らずに気持ちよく貼れた。

 ただ、液晶保護フィルム自体が少し硬めなので、ゆ~っくりと気泡を押し出しながら貼らないと、気泡が残る+いったん剥がすこともタイヘンだったりはする。

 購入&貼付以降、1カ月少々使い続けているが、特に傷とかナシな感じ。……もしかしたらフィルム表面に微細な傷ができるのか、わかんないスけど、iPhone 3Gの液晶表面に何も貼らなかった時よりすこ~し“指紋が残りやすくなった”ような気もする。のだが、この点は、後述のお掃除グッズで解消できている。


外に行く時は保護ケース

 iPhone 3Gネイキッド派を貫きたい俺ではあるが、外に持ち出す時はビビってケースに入れている。ケースは何種類か使用しているが、まず、何だかんだで使っちゃうのがフォーカルポイントのICEWEAR for iPhone 3G。Amazonにて910円で購入した。


フォーカルポイントのICEWEAR for iPhone 3Gは半透明のシリコンケース(というかジャケット)。iPhone 3Gの液晶面以外はほぼ全部覆ってしまう。貼付式の液晶保護フィルム付き ケースの裏側上下にはストラップホールがある。ケースを装着したままボタン操作やヘッドホン接続、Dockコネクタを接続できる(Dockにそのまま置くことはできない) こんな感じで持ち歩き。ストラップホールの強度が気になったが、見かけより安心できる感じですな

 でも、このケース、嫌いなんですよ!! iPhone 3Gにコレ着せるとカッチョ悪い気がするんですよ!! しかし保護性能アリでストラップホールもあるんで、徒歩移動の多い時に実用的なんですよ!! クルマの助手席に置いた時も滑りにくくて安心なんですよ!! と、実用性の高さから微妙に渋々と使っている感じだ。

 それから、iPhone 3Gを使う場所が椅子やテーブルのある場所、つまり、不意にiPhone 3Gを落としたりしなそーな時は、buzz-house design.handmade felt case for iPhone 3Gを使っている。Amazonにて4480円で購入した。


buzz-house design.のhandmade felt case for iPhone 3G。厚み2.2mmのフェルト製ケースだ。ホックで入り口を留めるタイプで、iPhone 3Gを入れやすく取り出しやすい。色はオレンジとブラックがあるようだ 内側(裏地)はセーヌ地、とのことだが、もしかしてセーム? ともあれ、薄手の人工セーム皮のようなシットリ感のある布地でできている。イイ感じでiPhone 3Gを包み込む。同じ素材でできていると思われるクリーニングクロス(画面フキフキ向け)も付属している ケースにiPhone 3Gを入れたところ。若干の耐衝撃性も加わり、iPhone 3Gをわりと安心して持ち歩ける。バッグの中に鍵やペンと一緒に入れても、iPhone 3Gの液晶への傷は心配なさげ

 このケースはいちばん多用しているかもしれない。カワイイし、携帯時の安心感もあるし、手触りも悪くない。また、iPhone 3G使用時は、このケースが“iPhone 3Gの座布団”となってくれる──机上にiPhone 3Gを直接置くと背面への傷が気になるが、その小さな杞憂も解消できるというわけだ。

 ただ、iPhone 3G使用時・収納時にケースへの出し入れが発生するので、すぐさま機敏にiPhone 3Gを利用!! てな雰囲気ではない。一息ついて「さて、iPhone 3Gを」てな状況に向くと思う。ので、拙者は上記のとおり“椅子やテーブルのある場所での多用”が想定される時にこのケースを使っている。


着せたままDockに挿せるジャケット類

 iPhone 3Gを保護するジャケットもおもしろそーだニャ~とか思って思わず買ったのが、Griffin Wave Case iPhone 3G。アップルストアで2980円だった。


Griffin Wave Case iPhone 3Gは2分割できるジャケットと液晶保護フィルムのセット。保護フィルムは貼付式ではなく、iPhone 3Gの液晶を覆うだけのタイプだ ジャケットを装着したところ。横側が波のようなシルエットができる。触った感じはシリコンケースと似ており、シットリしていて滑りにくいが、ポリカーボネート製の頑強なジャケットだ カメラやイヤホンジャック、ボリュームボタン、Dockコネクタ部にアクセス可能。ガタつきもなく、保護ジャケットとしては良好な使用感だ

 iPhone 3Gを表裏から包み込むタイプのジャケットで、カパッてな感じの独特な装着感がユニーク。わりと精密に作られているので、液晶を保護するクリアシートも浮かずに固定される。なかなかイイんだが、はっ!! 俺はナンで買ったんだコレ!? すなわち、装着時はiPhone 3Gの意匠が違ったモノになり、ストラップホールもなく、……んーむ、単なる衝動買いに終わった。

 結局コレ、前述のICEWEAR for iPhone 3G(シリコンケース)と同様、iPhone 3Gの見栄えがずいぶん変わっちゃうんスよね。あと着ぶくれしちゃう。着ぶくれも見栄えも「ま、いいか」とするなら、拙者的スタンスにおいてICEWEAR for iPhone 3Gのほーが実用的だと感じる。ま、このあたりは好き好きですが。

 とか言ってる一方で、これまた興味本位で“着たままでもDockに挿せるジャケット”を購入した。ひとつは、Griffin Elan Form iPhone 3G、もうひとつはPlastic Case for iPhone 3Gだ。


Griffin Elan Form iPhone 3Gは、iPhone 3Gを上下からカバーするようなプラスチック製ジャケット。表面にレザーが貼られているようで、ちょいと高級感アリ。ジャケットの下部を外すと、iPhone 3GをDockに置くことができる。貼らないタイプの液晶保護フィルム付き


Plastic Case for iPhone 3Gは、プラスチックのハードケース(ジャケット)。装着方法はGriffin Elan Form iPhone 3Gとほぼ同様で、下部を外すとDockに置ける点も同様だが、よりシンプルなジャケットという印象だ。貼るタイプの液晶保護フィルム付き。


 両者とも“ジャケット下部を外せばDockにiPhone 3Gを置ける”という製品である。Apple iPhone 3G Dockや、Apple Universal DockApple iPhone Universal Dock Adapterを組み合わせて使っている場合でも、iPhone 3Gからジャケット全部脱がさなくてもDockに置けるヨ、と。

 どちらも薄型なのであまり着ぶくれせず、特にiPhone 3Gの背面と側面を守ってくれつつ、Dockに挿せるって点でナイスである。が、保護ジャケットという観点からは、薄型でありかつジャケット素材も硬質なプラスチックなので、衝撃には強くなさそうですな。てなわけで、どちらかと言えば、iPhone 3Gの背面あたりを傷から守りたいという人向けかもしれない。

 ちなみに、これらジャケットをiPhone 3Gに着せると、前述のフェルトケースには入らない。これらジャケットを使いつつ若干の耐衝撃性や移動時の液晶表面保護を考える人は、iPod Socksと組み合わせると楽しいかもしれない。


おなじみiPod Socks。ナニゲに、最も優れた汎用的かつ多機種対応ソフトケースとか言われている。6色セット iPhone 3Gを、表面がわりあいツルツルしているジャケットやケースに入れた場合、そのままiPod Socksに入れることができる てゅーか、iPod Socksに裸のiPhone 3G入れればよくね? おっしゃるとおり。もちろん、ジャケットを着た状態でも裸の状態でも、iPhone 3GはスッポリとiPod Socksに入るのであった

 とまあ、何だかんだ言いつつケースやジャケットを見てきたが、半分楽しみとして買ったり使ったりしております。iPhone 3Gの場合、こういった対応グッズの豊富さも、オモシロさの一部って感じですな。

 余談だが、現在、パワーサポートのAirジャケットセット for iPhone 3Gを注文している拙者。超薄っぽい。クリアがあるので、ジャケット着せても外見はiPhone 3Gのイメージである予感。良さそう!! だが、なーんか品薄でまだ購入できていない。買ったらスタパブログあたりでレポートしますネ。


汚れを付けない、残さない

 iPhone 3Gユーザーの悩みや鬱憤は、総じて“端末本体が指紋などで汚れること”ではないだろうか? 特にタッチディスプレイ部がベタベタと。

 拙者もそう。オセロ風ゲームアプリをプレイすると、ディスプレイ上、マス目の部分だけにタップ跡(指紋)がビッシリ!! みたいな。メール打った後に液晶面を斜めとかから見ると、どのキーを多く押したかわかって興味深い反面、やはりその汚れはストレスになる。

 さて、こういった指紋ベタベタ問題の解決方法だが……そんなものは無いッ!! iPhone 3G表面を拭くしかナイのだ。が、拭くのに適したクロスは多々ある。ケータイ汎用の液晶拭きグッズでもいいし、不織布の類なら全体的にOKだし、ローションを含まないティッシュでも何でもいいと思うが、拙者愛用品はMicro SolutionSandwich Cloth #10WIPING CLOTH 201である。


Micro SolutionのSandwich Cloth #10。本来はノートパソコンのキーボードと液晶面の間に入れ、液晶の汚れや傷を防止するためのクロス。繊維表面はきめ細か。もちろん、液晶掃除の他、表面テカテカ系グッズの汚れ落としにも使える


Micro SolutionのWIPING CLOTH 201。タオル加工の汎用ワイパーなので、表面はやや粗め。水分などの吸収性に優れるので、防水ケータイ丸洗い後の拭き上げにも便利だ。その他、液体洗浄剤を使ってのグッズ掃除の時にも役立つ


 両者とも化学繊維の拭き取りクロスだが、Sandwich Cloth #10のほーはiPhone 3Gをこまめにフキフキするのに便利。サイズは20×30cmで、折り畳むとポケットティッシュ未満の嵩張り方ゆえ、常時携帯できる。コレでiPhone 3Gを拭くと、ティッシュやハンカチで拭くよりずっと効率よく汚れを除去できる。指紋もスカッと消える感じ。Amazonにて749円で購入した。

 WIPING CLOTH 201は、少し目が粗めのクロス。実は後述のCRYSTAL COAT #01を買ったら付属していた品だが、液体の汚れ落としをiPhone 3Gに付けての掃除に便利。サイズは40×30cmで、やや厚め。机上にこれを広げ、iPhone 3Gなどの“汚れ落とし作業をビシッと行う時”なんかに役立つ。

 ただ、1枚何か便利なのが欲しいというなら、Sandwich Cloth #10のほーがイイと思う。携帯向きだし、わりと安価だし、手触り感的にも使いやすい。WIPING CLOTH 201は、指先の荒れた部分に引っ掛かる感じがするし、常用するにはちょっと大げさなサイズだ。

 あと、やや汚れがヒドい時の汚れ落としとして、Micro Solutionのion Water #01とパワーサポートのファイングラスクリーナー、それとMicro SolutionのCRYSTAL COAT #01も使っている。


Micro Solutionのion Water #01。アルカリイオン水の汎用クリーナーで、容量は200ミリリットル。Amazonで1260円だった パワーサポートのファイングラスクリーナー。容量は50ミリリットル。Amazonで1182円だった Micro SolutionのCRYSTAL COAT #01。ツヤ出し&保護のためのガラス繊維系コート剤だ。容量は200ミリリットル。Amazonで4810円だった

 これらはiPhone 3Gのために買ったわけではなく、日常使っているもの。汎用で、光沢アリのプラスチック製品に便利な製品であり、当然、iPhone 3Gにも使える。

 使用感だが、クリーナーとしては、Micro Solutionのion Water #01もパワーサポートのファイングラスクリーナーも、そーんなに差がないような。どちらを使っても、指紋を始めとする油系の汚れをスカッと落とせる。前述のWIPING CLOTH 201や(ホコリの出にくい)キッチンタオルの類で拭き取ると、あらま!! ってほどキレイになる。というわけで、コストパフォーマンス的には容量の多いion Water #01のほーが良いように思える。

 Micro SolutionのCRYSTAL COAT #01だが、ガラス繊維素コーティング剤ですな。ワックスなどよりさらに細かい分子が対象の表面を覆い、対象にモトから施されている表面コーティングを守り、光沢も維持し、汚れも付きにくくするというケミカルだ。

 このCRYSTAL COAT #01の使用感だが、いわゆるこのテの“ガラス繊維素コーティング剤”特有のもの。塗布時は対象表面に水で薄めた牛乳が不着したような印象で、それを若干乾かしてから拭き取ると、新品の時のような光沢とツルツル感が得られる。iPhone 3Gの液晶表面や、あるいは液晶に貼った保護フィルムに対して使うと、それ以前より指紋が不着しにくくなる。

 この使用感・効果は、CRYSTAL COAT #01だけでなく他の“ガラス繊維素コーティング剤”は総じて同様。イイっすよ。お試しあれ。でも、塗布する前に、前述のクリーナーなんかを使って、対象表面に付着した汚れをしっかり落とすのが肝要っス。

 ただ、このCRYSTAL COAT #01や他のガラス繊維系コーティング剤を使っても、徐々に指紋が付きやすくなる。恐らく、コーティングの上に付いた油汚れなどが、さらなる油汚れとかを引きつけて、ツルツルコーティング上に油汚れコーティングびっしり状態になるんだと思われる。

 ので、コーティングしたからって後は掃除の手間ナシ、ってわけではない。何らコーティングを施していない状態よりは、ずっと汚れを落としやすくはなるが、結局、クロスを使ってそういった指紋などをフキフキする必要は残るのであった。

 そして我々iPhone 3Gユーザーは、iPhone 3Gユーザーである限りフキフキするのである。もしくは、指紋なんか関係ねぇ!! とワイルドな考え方をする必要がある。って、ツルテカ系ハードウェアを使っている人全てが抱える問題ではあるが。

 ……ま、ツルテカ系ハードウェア、キレイでイイんですけど、汚れが目立つしブツ撮りしにくいし、そろそろ違う表面質感が流行って欲しい気がする。



URL
  「iPhone 3G」製品情報(ソフトバンクモバイル)
  http://mb.softbank.jp/mb/iphone/

2008/09/01 15:37

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