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ケータイ新製品SHOW CASE
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SH901iC(メタルシルバー)
2004年12月1日発売
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■ 写真で見るSH901iC
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ディスプレイを回転させて折りたたむ「ビューアスタイル」としても利用可能
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ほとんどの機能は、ビューアスタイルですんなり使える
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ビューアスタイルでの操作性向上を実現したマルチガイドボタン
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キー配列
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ビューアスタイルでの本体左サイド
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本体右サイド。これもビューアスタイル
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外部接続端子
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2軸回転のヒンジはしっかりした手応え
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弓なりのパーツは、ディスプレイを回転させた際に、アンテナに接触しないようにするためのもの
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iモード FeliCa対応サービスの利用時に、かざす面を示すロゴマークはバッテリーカバーに
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有効画素数202万画素CCDカメラ。オートフォーカス機能を備える
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暗がりでの撮影を補助するライト
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テレビ電話などで利用する内側の有効画素数11万画素CMOSカメラ
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メインメニュー。アイコンはカスタマイズ可能
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メニュー第2階層
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メールや電話の最中にほかの機能を呼び出せるアシスタントビュー機能
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「切替」ボタンを押して表示されるショートカットメニュー
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こちらも「切替」で表示されるズームメニュー。機能をシンプルに案内する
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メインメニュー表示時のサブメニュー
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プリインストールされる着信メロディ。アイコンで3Dサウンド対応かどうかわかる
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プリセットされるiアプリ「3D MUSICAFE SH」。ゲーム感覚で3Dサウンドを楽しめる
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3D MUSICAFE SHのプレイ画面
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901iシリーズ全機種にプリセットされる「Gガイド番組表リモコン」
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初回起動時などに表示される設定項目
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内蔵電子辞書である英和辞書
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WordやExcelを閲覧できるドキュメントビューア
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ロック設定メニュー
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遠隔ロック機能の設定項目
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901iシリーズから導入されたセキュリティスキャン機能
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有効/無効の設定やデータ更新などが行なえる
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メールメニュー
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受信時のフォルダ振分条件設定
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日本語変換機能として「ケータイShoin3」を搭載
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デコメールのテンプレート一覧
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プリセットされたテンプレートの1つ「夜景」
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10字×10行表示
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カメラメニュー
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静止画撮影時の画面
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静止画撮影時のサブメニュー
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こちらは動画撮影メニュー
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動画撮影時のサブメニュー
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2M(1,224×1,632)のサンプル画像。リンク先は無加工
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風景のサンプル画像。リンク先は2M(1,224×1,632)で無加工
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映像録画のメニュー
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録画スケジュールの設定画面
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録画時のファイル設定なども選択可能
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ケーブルを接続していなければ録画機能自体が動作しない
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録画データの再生画面
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■ 仕様で見るSH901iC
2軸回転機構を備えたiモード FeliCa対応のシャープ製端末。901iシリーズの第1弾端末であり、同シリーズの共通機能として3Dサウンド再生や、最大500KBの着モーション・着うた、最大100KBの着信メロディが利用可能なほか、最大500KBのファイルを添付してメール送信できる。また音楽プレーヤー機能やセキュリティチェック機能を搭載する。
ディスプレイを露出したまま折りたたむ「ビューアスタイル」でも操作可能で、ディスプレイそばに、方向決定および選択が可能な「マルチガイドボタン」が用意されている。
別売のAVケーブル(787円)を利用すれば、テレビなどに接続することで、miniSDカードに直接映像を録画できたり、本体やminiSDカード内のデータをテレビに出力できたりする。
外側に有効画素数202万画素CCDカメラ、内側に有効画素数11万画素CMOSカメラを装備。202万画素のCCDカメラで撮影した2M(1,224×1,632ピクセル)サイズの画像を、メール添付でそのままパソコン宛に送信できる。このほか、特徴的な機能として、WordやExcelといったファイルを閲覧できる「ドキュメントビューア」を搭載するほか、電子書籍・辞書にも対応している。
【おもな仕様】
サイズ (高×幅×厚) |
109×49×25mm |
重量 |
約148g |
連続通話時間 |
約140分 |
連続待受時間 |
静止時:約370時間 移動時:約320時間 |
充電時間 |
約120分 |
ディスプレイ |
2.2型26万2,144色表示モバイルASV液晶 240×320ドット |
表示文字数 |
15字×15行、12字×12行、10字×10行 |
メモリダイヤル |
500件 |
リダイヤル・着信履歴 |
各30件 |
データ通信速度 |
最大下り384kbps(パケット通信時)、最大下り64kbps(回線交換時) |
ボディカラー |
カーディナルレッド、メタルシルバー、プラチナホワイト |
備考 |
電子書籍・辞書機能、ドキュメントビューア機能、映像録画出力機能(要別売AVケーブル)、iモード FeliCa対応(遠隔ロック機能)、最大500KBの着モーション・着うた、最大100KBの着信メロディ、音楽プレーヤー機能、セキュリティチェック機能 |
【iアプリ】
iアプリ件数 |
最大100件(データBOXと共有) |
登録済みiアプリ |
Gガイド番組表リモコン、ケータイポストペットSH(利用開始後21日間有効)、3D MUSICAFE SH、電子マネー「Edy」 |
【インターネットメール】
サービス名 |
iモードメール |
利用料 |
料金プランに依存(パケットパックにより1パケット0.02~0.2円) |
メール受信機能 |
最大全角5000文字 |
メール送信機能 |
最大全角5000文字 |
メール保存件数 |
受信:最大1,000件 送信:最大100件 |
【着信メロディ】
和音数 |
最大64和音(3Dサウンド、着うた、着モーション対応) |
着信音 |
・パターン:9種類 ・登録済みメロディ:10曲 ・ダウンロードメロディ:最大200件 |
登録メロディ曲名 |
ラグタイムダンス 風の吹く島 Festival Night ラ・クンパルシータ 情熱のアンダルシア 津軽三味線 ジュピター 夏 ガヴォット Alternate |
【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット |
JPEG ※DPOF、Exif Print(Exif2.2)、PRINT image Matching III対応 |
撮影可能解像度 |
2M(1,224×1,632)、1.2M(960×1,280)、VGA(480×640)、CIF(352×288)、待受(240×320)、QCIF(176×144)、sQCIF(128×96)、アイコン(76×76) |
撮影可能画質 |
ECONOMY、NORMAL、FINE、SUPER FINE |
撮影可能容量 |
内蔵メモリに最大20枚(2Mサイズ、SUPUR FINE)。miniSDカードも利用可能 |
【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット |
MP4形式、フレームレート:最大15fps |
撮影可能画質 |
QVGA(320×240)、hQVGA(240×176)、QCIF(176×144)、sQCIF(128×96) ※QVGA、hQVGAはminiSDカードへ保存する場合のみ テロップ・アフレコ・切り出し可能 |
撮影可能容量 |
最大約152秒(miniSDカードに最大約72分) |
■スタッフが見たSH901iC
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コメント |
湯野 |
901iシリーズ一番乗りを果たしたSH901iC。デザイン的には回転ヒンジが採用されたこともあり、SH900iよりはSH506iCに近い外見だ。ただ、FeliCaの読み取り面がSH506iCではディスプレイの背面に付いていたのに対し、SH901iCでは電池蓋側に来た。
SH506iCとの比較が続いて恐縮だが、SH506iCにあったサブディスプレイがSH901iCでは取り払われ、閉じた時の面持ちがスッキリした印象だ。閉じた時でも時計ぐらいは確認したいという気もするが、おそらくそんな時には「ビューアスタイル」を活用しろということなのだろう。SH506iCではビューアスタイルでのナビゲーション用に側面にカーソルボタンが付いていたが、SH901iCではディスプレイのすぐ下に来た。この形はauの三洋製端末にも見られるが、SH901iCではクリアキーも前面にあるので、左右どちらの手で持っても操作しやすい。
機能的な注目どころは、やはりAV入出力機能だろう。シャープでは以前、「ポータブルAVプレーヤー(MT-AV1)」というものを製品化したことがあるが、SH901iCではそれとほぼ同じことを携帯電話単体で行なえるようになっている(別売のケーブルは必要)。さらに進化しているのは、インターネットに繋がっているという点を活かし、EPGとの連携が可能になったところだ。もっとも、SH901iC自体にTVチューナーが内蔵されていないため、接続したAV機器側でチャンネル設定しておく必要があるわけで、それなりに手間がかかるのも事実。とはいえ、パソコンが不要だし、NHK教育などで語学学習している人なんかには嬉しい機能かもしれない。
欲を言えば、Bluetoothなどの無線通信技術を使って音声を飛ばすことで、電車の中などの音が出せないようなシチュエーションでも利用しやすくする工夫も欲しい。せっかく録画した映像も、見る機会が作り出せなければ宝の持ち腐れになってしまう。売り出し中のTV電話にも便利なはずだ。
iモード FeliCa(おサイフケータイ)対応でAF機能付き2メガピクセルカメラ搭載、さらにPDFやExcelなどのデータを表示できる「ドキュメントビューア」機能、OCR機能と連携した電子辞書などなど、901iシリーズの中でも機能の豊富さではピカイチの端末と言える。ただ、マルチアクセス・マルチタスク系の機能は、SH900i同様、他社製端末に比べて劣る面もあるので、そこにこだわりがある人は注意しよう。
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関口 |
901iシリーズの第1弾として登場した「SH901iC」。正直言って、その使い勝手に不満を覚えることはないのではないか、と言えるほどソフトウェアの完成度は高い。回転2軸機構によるビューアスタイルではほとんどの機能が利用できることもあって、iモードやメール、カメラなどを利用する際に困ることはないだろう。テレビなどに接続して、miniSDカードに録画できる機能を備えるなどAV関連機能が充実している。HDDレコーダーなどからデータを移す手間を省けるというのは非常に魅力的だ。
カメラもオートフォーカス対応で、満足のいく画質。ただし、夜間や光量の足りない場所で撮影すると、ややノイズが目立つ画像に仕上がったり、シャッタースピードが遅く感じられることは指摘しておきたい。
中身では文句なしと言えるが、ハードウェア面ではいくつか気になる点がある。重量が「SH900i」よりも10g増加し、手にしたときは「大きい、重い」と感じざるを得ない。待受時間は「SH900i」より100時間ほど減少し、アドレス帳などの保存件数なども減少している。
そのスペックや外見は、「SH900i」よりも「SH506iC」に近く感じられ、「SH900i」からの移行というよりも、「SH506iC」からFOMAに切り替えたいというユーザーにはうってつけの端末。ボディサイズに納得できるのならば、他メーカー製の端末を利用していたユーザーもすんなり使いこなせるだろう。
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■ URL
製品情報(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/products/foma/901i/sh901ic/
製品情報(シャープ)
http://www.sharp.co.jp/products/sh901ic/
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2004/12/07 12:02
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