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N906iL onefone(BROWN)
2008年6月19日発売








ホームU設定完了後の待受画面。2種類の電波アイコンとホームUマークが表示されている ホームUで利用できるIP電話番号が確認できる 発着信時にはFOMA、WLANどちらかの通話か表示される

iモードのメニュー。FOMAとWLAN(ホームU)切替状況が表示されている FOMAおよびWLANのデュアルモード待受も可能

フルブラウザ フルブラウザの設定画面



1200×1600ピクセルの撮影サンプル。リンク先の画像は無加工 1200×1600ピクセルの撮影サンプル。リンク先の画像は無加工

仕様で見るN906iL onefone

 HSDPA方式に対応したNEC製FOMA端末。愛称は「onefone」。IEEE802.11a/b/g準拠の無線LAN機能を搭載しており、「ホームU」(月額1,029円)を利用したIP電話および高速なiモード接続が利用できる。なおホームUを利用するにはブロードバンド回線(サービス開始時はNTT東西のフレッツサービスのみ)やホームU対応アンテナも別途必要となる。

 本体は2軸ヒンジ機構を採用。メインディスプレイは3.0インチ、フルワイドVGA(480×854ドット)表示対応のTFT液晶。サブディスプレイは0.9インチ、96×64ドットピクセル表示の白色有機EL。なおワンセグ機能は搭載していない。

 本体背面にはオートフォーカスに対応した有効画素数約200万画素(記録画素数約190万画素)のCMOSカメラを内蔵。最大2GBまでのmicroSDカードを外部メモリーとしてサポートする。本体サイズは約49×109×19.6mm、重さは約127g。連続待受時間は約600時間(GSM時約290時間)、連続通話時間は約220分(GSM時約190分)。本体カラーはBROWN、SILVERの2種類。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
約109×49×19.6mm
重量 約127g
連続通話時間 約220分(GSM:約190分)
テレビ通話時:約100分
WLAN時:約320分
連続待受時間 約600時間(GSM:約290時間)
WLANのみ:約480時間
DUALモード時:約320時間
充電時間 約120分
ディスプレイ メイン:約3.0インチ、フルワイドVGA、約26万色表示LTPS_TFT液晶(480×854ドット)
サブ:約0.9インチ、モノクロ有機EL(96×64ドット)
メモリダイヤル 1,000件(電話番号4件、メールアドレス3件まで)
リダイヤル・着信履歴 各30件
データ通信速度 FOMAハイスピード対応(最大下り3.6Mbps、最大上り384kbps)
ボディカラー BROWN、SILVER
備考 有効画素数200万画素AF機能付きCMOSカメラ、microSD対応(最大2GB)、WORLD WING(3G+GSM)、ホームU対応、無線LAN(IEEE802.11a/b/g)、フルブラウザ、ヤマハサウンド、GPS、ワンタッチマルチウィンドウ、デスクトップインフォ

【iアプリ】
iアプリ件数 最大200件
登録済みiアプリ 絶対視覚、海外旅行便利ツール、日英しゃべって翻訳 N、日中しゃべって翻訳 N、モバイルGoogleマップ、地図アプリ、iD設定アプリ、DCMXクレジットアプリ、Gガイド番組表リモコン、FOMA通信環境確認アプリ、iアプリバンキング、楽オク出品アプリ2

【インターネットメール】
サービス名 iモードメール
利用料 料金プランに依存(パケットパックにより1パケット~0.2円)
メール受信機能 最大全角5,000文字(添付ファイルは最大2MB)
メール送信機能 最大全角5,000文字(添付ファイルは最大2MB)
メール保存件数 受信:最大1,000件
送信:最大400件

【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット JPEG
撮影可能解像度 最大1,200×1,600
撮影可能容量 内蔵メモリに最大1,000枚。microSDカードにも保存可能

【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット MP4、ASF
撮影可能画質 最大640×480
撮影可能容量 内蔵メモリに最大272秒。microSDカードにも保存可能

スタッフが見たN906iL onefone

コメント
森田

 なにはともあれ注目なのが「ホームU」だ。NTT東西のフレッツ回線、対応アンテナが必要とサービス導入の敷居が高いが、一度設定をすませてしまえばあとは非常に快適。特にiモードの表示は明らかに高速になったと感じられるだろう。iチャネルキー長押しでFOMAとWLAN(ホームU利用時のモード)を簡単に切り替えることができるし、デュアルモードでも待ち受けられる。050番号での発信・着信も現実的に活用可能だと思う。
 ただ設定を簡単にすませるためには、専用ソフトをインストールしたWindowsパソコンが欠かせず、ルータやIPアドレスの知識もある程度要求される。またN906iL本体のメニュー周りには「ホームU」の記述がほとんどなく、「WLAN」という言葉で代替されている点が設定のわかりにくさに繋がっている印象だ。細かな部分のさらなる成熟に期待したい。
 ちなみに今回の試用にあたってホームU対応アンテナのセットアップにかなり手間取ったが、これはブロードバンド回線がBフレッツの「ベーシックタイプ」だったことに起因するようだ。ベーシックタイプは本来ホームUのサポート対象外で、実際に試した限りでも利用できなかった。個人宅向け「ハイパーファミリータイプ」では同じ機材を用いてあっさりセットアップ完了した。ホームU検討前の大前提として覚えておくといいだろう。



URL
  製品情報(NTTドコモ)
  http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/906i/n906il/
  製品情報(NEC)
  http://www.n-keitai.com/n906il/

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2008/06/30 00:00

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