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3Dキャラもぎゅんぎゅん動く! 「J-フォンのJavaアプリ」
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平地レイ 1976年9月4日生まれ。乙女座。AB型。元東京パフォーマンスドール研修生。1997年には東芝EMIより「コスプレックス」としてデビュー。現在はデジタル系やゲーム系に強いタレントとして、コラムの執筆やゲームショーなどのイベントの司会で活躍中。ただいま日立のオフィシャルサイト内にて、「ひらちれのひたちれトーク2001」を連載中。著書インプレス刊「できるIモード」も絶賛発売中。ダンスとパソコンと猫が好きな天然電脳娘。 |
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みなさん、こんにちは! ひらちれです。前回ちょこっとお知らせしましたが、今回でこの連載は最終回となります。どうぞ最後までよろしくお付き合い下さいませ☆ さて、今回は6月22日にサービスが開始されたJ-フォンのJava対応サービスについて、J-フォン東日本さんにお話を伺ってきました!
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J-フォン東日本さんの受付にて。もちろんノリカが立ってます(マネ)
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J-フォンのJavaアプリ
お話を伺ったのは、J-フォン東日本・サービス開発本部の熊崎さん。まず、NTTドコモのiアプリとの大きな違いは、ダウンロードできるファイルサイズがiアプリの10KBに対し、およそ30~40KBくらいまで可能ということ。実は明確な容量制限がなく、30KBくらいあればゲームなどのアプリケーションは作成できるし、そのくらいの容量ならだいたい1分以内でダウンロードできる、といった基準による推奨値なんだそうです。データ量が大きいってことは、もっと複雑な動きなどが期待できる! コンテンツの開発側にも嬉しい話ですね。
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J-フォン東日本・サービス開発本部の熊崎さん(左)と。とてもわかり易く説明してくださいました!
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あと、機種依存しないところもポイント。難しいお話は割愛させていただくとして、要は機種ごと(メーカーごと)に仕様を設定するのではなく、J-フォンでは規格を統一し、端末ごとに細かい設定(API情報)の相違が生じないようにしたということです。確かに機種依存のせいで動きが遅いとかって、切実です。
また、iアプリのエージョント機能(アプリケーションを自動的に起動し、サーバー上のデータを取得する機能)では、起動時間の設定を自由に変更することができないけど、J-フォンのJavaアプリの場合は、アプリケーション毎に自由に設定することができるようになってます。端末のJavaメニューの中に「タイマー起動設定」というのがあり、ここで、例えばダウンロードしたJavaアプリをテレビのタイマー録画のような要領で、好きな時間にいくつも起動時間を設定することができるのです。
名称は「Javaアプリ」?
ドコモの「iアプリ」みたいにサービス名称があるのだろうかと思っていたんですが、特にサービスの固有名称があるワケではないとのこと。J-フォンでは、J-スカイの「メール」「ウェブ」「ステーション」のサービスを3本柱に、新しく「Javaアプリ」が追加され、4本柱になる、といった位置付けで見てもらえるとわかりやすい、とお話しして下さいました。
うららがぎゅんぎゅん動くウワサの待受アプリ
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通話シチョーリツ
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その場で対応端末の「J-SH07」を見せてもらったのですが、なんとドリームキャストのゲーム「スペースチャンネル5」のキャラクター「うらら」が、3Dで待受画面を闊歩してます。カッコよすぎ! これは「通話シチョーリツ」というJavaアプリで、Java対応機にプレインストールされてます。
普段の待受ではうららの動きが3Dで堪能できる上、着信をアクティブな画像とうららの声で設定できます。さらに、注目は自分が誰とどのくらい電話やメールしているのかがテレビの視聴率のようにランキング表示される機能。使い続けるとうららがズームアップできるようになったり、衣装が替えられるようになったり、はたまた謎のキャラクターも使えるようになるなど、自分好みにカスタマイズできちゃいます。
この着信と連動した機能はスゴイね! 新しいよ。しかも、このうららは超キレイなグラフィックで、3Dポリゴンでぐりぐり動きます。J-フォンのJavaアプリは、いわゆるゲームの描画で使われる2Dスプライト、3Dポリゴンに対応しているので、うららだけでなくほかのコンテンツにも期待が高まります。
実はひらちれ、かなりのうららファン。この待受アプリには萌え萌え! うららのモデルになったダンサーの方にサインもらったくらいだもんね。
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キャプチャー元となったダンサーのナホさん。まさに生うららです!
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ハイスペック端末「J-SH07」と豊富なコンテンツ
そして、Javaアプリのサービス開始と同時に遂に発売された「J-SH07」。これってば、Javaに対応しただけでなく、カメラも付いてるし、TFT液晶6万5536色だしと、今のところ最強スペックな端末です。現在J-フォンではこの他にもカメラ付きの端末が6機種(J-SH04/J-SH06/J-SA03/J-NM01/J-T06/J-D05)発売あるいは発表になってますが、TFT液晶でカメラを搭載してるのは「J-SH07」だけなので、これは欲しくなるねっ!
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6月22日に発売された「J-SH07」。ボディーカラーはサーフィスシルバーとシースターピンク、ホワイトビーチの3種類(写真はサーフィスシルバーとシースターピンク)
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コーラルアイランド
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Java対応コンテンツは、サービス開始当初50以上のアプリケーションが登録されています。リストはこちらを見てね! ひらちれは個人的に、魚が泳ぐ待受アプリ「コーラルアイランド」がオススメ。海中風景の画面がめちゃキレイで、お魚の動きも滑らかです。よくデスクトップのマスコットとして、デスクトップで魚を飼おうみたいなのがあるけど、これはああいった癒し系のアプリケーションですね。これもまた、魚たちがアニメーションで電話やメールの着信を教えてくれます。
今後は?
ひらちれ的には、「J-SH07」の搭載カメラと連動したJavaコンテンツなどを期待するのですが、そのあたりについては、今後の課題として検討されていくそう。あと、ステーションの位置情報を利用したJavaアプリも検討中とのことです。それから、仕様が公開されれば個人の方もJavaアプリを作成して、勝手サイトからダウンロードできるようになると思うんですが、これについては順次仕様の公開を予定されているそうです。ただし、当面は仕様が公開されても公式メニューのJavaアプリしかダウンロードできないようになっています。
と、いうことで
J-フォンのJavaアプリ、なかなか好調なスタートです。取材中は難しい用語も飛び交い、とても勉強になりました。確実なケータイ電話の進化を見たような気がしました、ハイ。
最終回のご挨拶
さて、皆さま、長らくご愛読ありがとうございました! 初めての週刊連載で、最初はとまどうことも多々ありましたが、試行錯誤しながらいろいろと勉強になりました。リニューアル前の連載「踊るパケット通信」から数えると連載回数は50回を超え、そんなに書いたんだーってものすごい感慨深いです。あちこち取材に出かけ、いろんな人がいろんな仕事をして頑張ってるんだなぁと励まされたりもしました。
お世話になった方、取材に応じてくださった方々、そして、読んで下さった皆さん、どうもありがとうございました。またどこかでお会いしましょう~。
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ひらちれでした。 バイバイ!
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・ J-フォン
http://www.j-phone.com/
・ J-フォン東日本、TFT液晶・カメラ搭載・Java対応の「J-SH07」
・ ひらちれのお部屋
http://www.hirachi.com/
・ ひらちれのお部屋(iモード用)
http://www.hirachi.com/i/
・ インプレスTV
(平地レイ)
2001/06/28 00:00
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