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2000年

モバイルぽっけタイトルGIF
スパイ気分の小ささ!! タカラのデジカメ
平地レイ 平地レイ
1976年9月4日生まれ。乙女座。AB型。元東京パフォーマンスドール研修生。1997年には東芝EMIより「コスプレックス」としてデビュー。現在はデジタル系やゲーム系に強いタレントとして、コラムの執筆やゲームショーなどのイベントの司会で活躍中。ただいま日立のオフィシャルサイト内にて、「ひらちれのひたちれトーク2001」を連載中。著書インプレス刊「できるIモード」も絶賛発売中。ダンスとパソコンと猫が好きな天然電脳娘。


久しぶりのレビュー♪

 どうもー、ひらちれです。今回は久しぶりのレビューでございます。今回の製品は、タカラさんのデジタルカメラ「あそ・デジカメラ」シリーズから、最新機種を2つご紹介! 2月22日に発売された「スティックショットMX」と、3月22日に発売予定の「プチショット」です。ひらちれが担当するレビューの製品は、いつもちょっと一風変わったひらちれ好みのモノを担当さんが選んでくれるので、今回もここぞとばかりに遊び倒してみましたヨ。


スティックショットMX

大きさはMDディスクと比べてもわかるように小さい
 「スティックショットMX」は8MBのSDRAMを内蔵し、前モデル「スティックショット」よりもパワーアップした最新モデル。前モデルでは高解像度だと20枚しか撮れなかったのが、今回は80枚も撮れるようになりました。低解像度なら322枚も撮れちゃいます。

 まず、ひらちれが気に入ったのはなんといっても、その見た目。大きめなライターのような形状。そして、写真で見ると重そうなんだけど、実際持った時の「え? こんなに軽いの?」っていうくらいの軽さ。約60g(電池含む)だそうです。みんな言うけど、スパイっぽいよね。

 画素数は10万画素で、高解像度の場合は352×288ピクセルになります。一般的なデジタルカメラに比べると画像の荒さは目立つけれど、何よりも気軽にひょいっと撮れるのが良い良い。しかも、動画撮影にも対応! 低解像度で322枚までを連続撮影し、約30秒間の動画が撮れちゃうのです。スゴイ。価格は8980円。


筐体側面(中央にUSBポートを備えている)
ビューファインダーとレンズ
ビューファインダーと液晶ディスプレイ(撮影枚数を表示)

プチショット

こちらもほとんどMDディスクと変わらない大きさ
 こちらは3月22日発売予定。見た目はちょっと変わるけれど、こちらも小型&軽さじゃ負けてないですね。ひらちれの手のひらに収まるくらいの非常にコンパクトなサイズ。重さは約70g(電池含む)。8MBのSDRAMを内蔵し、高解像度の場合は640×480ピクセルで、最大26枚の撮影が可能。価格は1万2800円。

 「スティックショットMX」にない機能は、マクロ撮影ができるという点。ちゃんとレンズの上に小さいツマミが付いていて、撮影モードの切り替えができるんです。もちろんこちらも、動画撮影に対応。低解像度で107枚までを連続撮影し、約14秒間の動画が撮れます。


筐体側面(裏側にUSBポートを備えている)
4枚編成の特殊加工ガラスレンズ(上にマクロモードへ切り替えられるつまみが付いている)とファインダー
ビューファインダーと液晶ディスプレイ(撮影モード・枚数を表示)、撮影モード切替ボタン

パソコンへの取り込みはUSBで

 両方とも、パソコンへの画像取り込みは専用のUSBケーブルを使います。最初にドライバをインストールする必要はありますが、そのあとはケーブルを差し込むだけで認識してくれるので、簡単・便利。

 「スティックショットMX」の付属CD-ROMには、レタッチソフトの他に専用のビューワーが用意されていて、保存も一発でOKなのです。ココもひらちれが気に入ったところ! 「全部保存ボタン」というなんともわかりやすいボタンを押すだけで、デスクトップに新しいフォルダが作成されて保存できます。相当ラクチン。これは良い! BMP形式で保存されます。

 一方、「プチショット」の方には特に専用ビューワーはなく、Windowsの「アクセサリ」に入っている「イメージング」の使用が推奨されています。これがちょっと、使い勝手が悪いかもしれない。使い勝手が悪いというか、操作が多いかなぁ。でも、もともとあるアクセサリを使うので、作業効率は軽くていいのかも。こちらはTIFF形式で保存されます。


iMac撮り比べ!!

 さっそく同じ絵を撮って、その画質を撮り比べしてみました。MacWorldEXPOで展示されていた新しい花柄のiMacです。注目すべきは花柄!

 一番左の画像は「スティックショットMX」、中央は「プチショット」、そして一番右は参考までにひらちれの愛用機(ソニーのサイバーショット「DSC-F55」)で撮ったもの。色調補正はしていません(下の写真をクリックして、拡大表示させて見てみてくださいねっ!)。


「スティックショットMX」で撮影:花柄の模様がわかるでしょうか? 友達に「こんなんだったよ~」と教えるには問題ナシ
「プチショット」で撮影:ちょっと赤みが出るけど、結構キレイに花柄がでてるかな? でもちょっと白すぎかしら……
ひらちれの愛用機(211万画素)で撮影:200万画素クラスはこのくらいですよーという目安

ひらちれ撮り比べ

 そして、人物撮り。左が「スティックショットMX」、右が「プチショット」です。


荒さは目立つかもなぁ
顔が白く飛んでイイカンジに写ります。満足です(笑)

 これで気が付いたのは、「スティックショットMX」ってすこし顔がタテに伸びてませんか? 顔が細く見えると言うと良いのかもしれませんが、間延びしてるような……。


ここがイイ!!

 「スティックショットMX」は、気軽になんでも撮れるってところを活かして使うといいかな。クオリティはそんなに気にしないから残しておくと便利かも、といったようなものを撮ろう。メモ替わりだね。例えば今日食べたご飯とか、ダイエット中の人はいいのではないかしらん。何を食べたか忘れないようにメモメモ!

 「プチショット」はなかなかの画質なので、“ちゃんとした画像が撮りたいんだけど、もうカバンの中がいっぱいで重くて普通のカメラ持っていけない!”という時に便利!(そんな非力なのはひらちれくらいかしら)。


と、いうことで

 結論!結論! それぞれひとことで!

☆「スティックショットMX」は、画像取り込みの操作もカンタン。80枚も撮れるし。ただ、画素数がちょっと物足りない……

☆「プチショット」は、微妙に画像取り込み操作がだるいけど、画質は良い。ただ、26枚しか撮れない……

★しかし、どっちも軽くて小さくて、カワイイ!!


 2個目に持つデジカメとするなら、ひらちれはどっちもオススメですね。おもちゃにしてはハイクオリティですよ。タカラさんのカタログでは、「対象年齢15才以上」ってなっております……(15才ならじゅうぶんパソコン使えるか)。持ってて友達に「ナニソレ!」と言われるのが面白かったのと、ポケットにポイっと入れられちゃう軽さと、こっそりに隠し撮り(?!)できるのと(ていうか、写真を撮ってるようには見えないもん)、そんなあたりがお気に入りでした。

 ではでは、今回はこのへんで。また来週~。ひらちれでした!




URL
  タカラ
  http://www.takaratoys.co.jp/
  「スティックショット」のホームページ
  http://www.stickshot.com/
  ひらちれのお部屋
  http://www.hirachi.com/
  ひらちれのお部屋(iモード用)
  http://www.hirachi.com/i/


(平地レイ)
2001/03/01 00:00

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