本日の一品
お気に入りの手袋をタッチパネルに対応させる変身グッズ「GloveTacts」
(2016/3/9 06:00)
だんだん暖かくなってきたとはいえ、朝夜はまだまだ冷え込みが厳しく、手袋が手離せない。しかし、手袋をしていると、スマートフォンがタッチ操作にほとんど反応しなくなるのは毎年発生する恒例の悩み。タッチパネル対応の手袋も数多く販売されているのだが、そのためだけに新たに手袋を買うのはもったいなような気がして、つい購入をためらってしまう。
そこで今回は、持っている手袋をタッチ操作に対応させる海外のアイテム「GloveTacts」を購入。記事執筆時点では輸入代理店もなさそうだったので、海外の販売サイトから直接手に入れた。海外の通販を利用するのは毎回不安になるが、特に滞りなく届いたのでひと安心。
「GloveTacts」は、導電性のある素材を採用したアイテム。裏側には粘着性があり、手袋の指先部分に貼り付けるだけで装着でき、装着した指でスマートフォンの操作が可能になる。形状は縦長の十字型で、横に伸びた短い部分は手袋にきちんと固定できるように巻くためのもの。筆者が試しに着けた真冬用手袋のように厚みも太さもあると巻けないが、粘着力もそこそこあるので装着自体は問題ない。
しばらく使ってみたがスマートフォンは良好に反応し、操作しにくくなるようなストレスは感じなかった。細かい作業ができるかどうかは、手袋の厚みや材質などによって変わってくるだろう。また、2つパッケージされているので、両手親指に着けてゲームを楽しむといった使い方もできる。
手袋表面にダメージを負わせるほどの粘着力はなさそう。単純に貼り付けるだけなので、たいていの手袋で使えるはず。もちろん外すことも可能だが粘着力が落ちていくので、着脱回数は控えめにした方が長持ちするだろう。
本製品はマイナス40度~プラス70度の幅広い環境でも使えるとしており(スマートフォン自体がそのような低温・高温に耐えられるかどうかは別として)、湿っていてもスマートフォンはきちんと反応する。粘着力もあり、手袋をしまうなどしているうちに取れてしまうこともないだろう。なかなか良い買い物をしたと感じさせる製品だった。
と、書いて締めようと思っていたところ、筆者のZenFone 2は手袋を装着したままでもタッチに反応する「手袋モード」が搭載されていたことを思い出した……。タッチ対応手袋やこうしたアイテムを買うのもアリだが、その前にスマートフォンが「手袋対応」しているかどうかもよく確認しておこう。
手袋モードを動作させるとタッチ感度が上がるものが多く、ちょっとしたことで反応して誤操作を引き起こす可能性があり、その点で使いづらく感じる人もいるかもしれない。そうした時は本製品やタッチ対応手袋が役立つ。と、一応フォローもしておきたい。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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GloveTacts | GloveTacts | 14.21ドル(1773円、送料込) |