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1億レンタルも事故ゼロのCHARGESPOT、不要バッテリー回収など「安全を借りよう」プロジェクト
2026年8月4日 16:48
CHARGESPOTを運営するINFORICHは、「CHARGESPOTで、安全を借りよう」プロジェクトを開始した。東京都の歌舞伎町に、不要なモバイルバッテリーの回収ボックスなどが設置される。
都内でモバイルバッテリーを回収
取り組みでは、8月8日・9日の2日間、東京都の東急歌舞伎町タワー2階にリチウムイオン電池を備えるモバイルバッテリーの回収ボックスを設置する。両日共に10時~18時の間に受け付ける。破損したり膨張したりしているバッテリーは回収の対象外。
期間中、廃棄するモバイルバッテリーを持ち込むと、1人につき1回限り、CHARGESPOTのクーポン(3時間未満利用相当)がもらえる。今後は、ビックカメラの一部の店舗で回収ボックスを試験的に設置するなど、拡大を図る。設置される回収ボックスは、中でバッテリーが発火しても初期消火ができる専用の缶となっている。

このほか、東京都の渋谷駅構内に「安全啓発OOH」を掲出する。掲出期間は8月3日~8月9日。渋谷駅東急田園都市線のコンコース内「道玄坂キラキラ☆ボードA」で見ることができる。また、モバイルバッテリーの安全な取り扱いを考える取り組みとして、東急歌舞伎町タワーと文化服装学院と共に啓発プログラムを実施する。
累計1億レンタル、事故は0件
CHARGESPOTは、2018年にサービスを開始した。INFORICH 取締役兼執行役員 COOの高橋朋伯氏によると、累計1億回の利用実績を積み上げてきた。この中でモバイルバッテリーの構造や製造に起因する欠陥による事故は未だ0件という。今回の取り組みは、こうした節目を機に展開する。
CHARGESPOTのバッテリーは、PSE認証や米国のUL認証、欧州のCE認証、中国の3C認証を取得し、スマートフォンにも採用される高品質なセルを採用している。過充電を防止する回路を備え、安全性を守るべく品質を高める工夫が凝らされている。
充電ステーションでは、独自の仕組みでバッテリーを監視。温度や充電効率などをスコアで管理しており、異常が検知されると自動的にロックされる。全国で2万4000人のギグワーカーと協力しており、投入から1年以内で約80%のバッテリーを回収、異常がなくても最長3年ですべてのバッテリーが新品に入れ替えられる。
INFORICH 執行役員 Group CPOの広瀬卓哉氏は、モバイルバッテリーの個人所有は管理が難しくなる部分があるものの、CHARGESPOTであればプロの管理により、安全性を担保しやすいと説明し「8年間積み重ねてきた安全のノウハウをCHARGESPOTだけに留めず、社会に広げたい」と話した。
バッテリーレンタルにおける、CHARGESPOTの国内シェアは84.7%を占める。7月28日に発生した熊本地震でも、被災地域のバッテリースタンドで48時間の無料開放を迅速に展開するなど、被災者の連絡・情報取得における支援にも取り組んできた。
夏に危険度が増すバッテリーの発火事故
モバイルバッテリーの発火事故は、2021年と2025年の比較で3倍以上に増加した。事故件数としても気温が上がる夏場が多い。気温の上昇とともにバッテリー自体も熱くなりやすい。危険な温度になりやすいことが原因という。関西大学の石川正司教授は、モバイルバッテリーを安全に使用できる温度の限度としては、最高でも45度以内で60度は危険と考えるべきと語る。
また、高温になる自動車内に置きっぱなしにすることや濡れた状態、衝撃が加わったバッテリーも使うべきではないとする。とはいえ、モバイルバッテリーを落としたり、濡らしたりという経験をした人は少なくない。
石川教授は、総務省消防庁が公開している、リチウムイオン電池搭載製品の事故を防ぐ「3C」(Cool Choice=賢く選ぶ、Careful Use=丁寧に使う、Correct Disposal=正しく捨てる)を例に、安全な使用や製造元の連絡先が確認できる製品を選ぶこと、メーカー回収や自治体の回収区分を確認のうえ、正しく捨てることを呼びかけた。
4日、都内で開催された発表会の場には、自身も必要な時にだけ、手軽に借りられるCHARGESPOTの利便性に触れたと体験を語った人気お笑いコンビ「ドンデコルテ」が登場。「CHARGESPOT 1日安全大使」として、演説を繰り広げ「バッテリーは持てば持つほど(発火事故などが起きると)我々の責任になりますよ。借りればプロの責任にできますよ。なければない方がいいのが責任ですからね」とCHARGESPOTの安全性の実績にかけて、会場の笑いを誘った。



























