本日の一品
約7000円でANC付きだしスタイリッシュ、無印良品のワイヤレスヘッドホン
2026年8月5日 00:00
無印良品の新作として、ワイヤレスオーディオ機器が5機種発表されました。これまで有線イヤホンが何度かリリースされたことはあったものの、左右完全分離型のワイヤレスイヤホンやヘッドホンを同社がリリースするのは、筆者の記憶にある限り(少なくとも日本国内向けとしては)初めてのはず。
販売開始日にさっそく店頭に並んだ製品を試し、中でもヘッドホンの可愛らしさに惹かれて購入してきたので、ご紹介させていただきます。
「ワイヤレスヘッドホン ノイズキャンセル機能付」という無印良品らしい直球なネーミングの本製品。名前の通りBluetooth Ver 5.4を伝送方式に用いたワイヤレスヘッドホンです。
オーディオコーデックは説明書や公式サイトを探しても確認できませんでした。電源を長押しするとペアリングモードになり、スマートフォンやパソコン等と接続して使用を開始できます。なおマルチペアリングには対応しておらず、別の機器に接続先を変更したいときには、一度ペアリングを解除する必要があります。
さっそくパソコンに接続して音楽を再生してみたところ、音質は決して悪くない、という印象を受けました。もちろん数万円もするような高級ヘッドホンには解像度や音圧で及ばないものの、この価格帯としては「安かろう悪かろう」に甘んじない、しっかりした性能だと筆者は思います。
慣れてくるともっと耳になじんで良い感じになってくるでしょう。ゲームを遊ぶ際などに有用な低遅延モードも搭載しており、切り替えが可能となっています。
さらに本製品にはアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能が備わっています。密閉型のヘッドホンなので装着するだけでそれなりに外界の音を遮断してくれるのですが、ANCボタンを押して機能をオンにすると、目の前で喋っている人の声だけが聞こえて、周囲の音(エアコンの風切り音や車のロードノイズ)がスッと聞こえなくなりました。
外界の音を一切遮断するような超高性能というわけではないものの、特に電車の中など騒音下で音楽を聴きたいとき、無駄に音量を大きくする必要がない程度には有用で、これなら必要十分だと感じます。
そしてヘッドホンを語る上で外せない要素であるデザインは、個々人の好みが分かれるところだとは思いますが、筆者的には満点です。曲線を中心にしたコロンとした感じの、無印良品らしいミニマルな形状が実に秀逸。
なんだかちょっとAppleのような佇まいさえ感じます。ちなみに本体のカラーはホワイトとグレーの2色。筆者はどちらを選ぶべきか迷い、汚れが目立たなそうなグレーのほうが良いと分かっていながらも、ホワイトの高貴な色合いの魅力には抗えませんでした。
本製品は3.5mmステレオミニプラグも備えており、イヤホンケーブルで接続すれば有線ヘッドホンとしても使用可能です。ただしケーブルは本体に付属しておらず、無印良品ではイヤホンケーブルを販売していないので、必然的に別途、社外品を用意する必要があります。
ちなみに別売りといえば、正式なオプションとして左右のイヤーパッドが用意されています。パッドの表皮が経年劣化でボロボロになってしまっても取り替え可能なので安心。まるでちゃんとした音響メーカーのような手厚いサポートに感心してしまいました。このあたりのこだわりについては、僚誌AV Watchが製品発表会の様子を報じているので、興味のある方はご覧ください。
一方で、継続して使用するうちにちょっと難点も見えてきました。ヘッドバンドの締め付けが強めで頭が痛くなるのです。これは筆者の頭がデカすぎる可能性も否めませんが、せっかくマイクも付いているのに長時間付けっぱなしで利用できないのはちょっと残念に感じます。
とはいえ価格の割に音質もANC性能もしっかりしているし、デザインはカワイイし、継続使用してもサポートは充実しているので、筆者的には大満足な一品となりました。無印良品の店舗にお出かけの際には、店頭にある製品を是非一度お試しになり、その魅力を実感いただければと思います。
| 製品名 | 発売元 | 価格 |
|---|---|---|
| ワイヤレスヘッドホン ノイズキャンセル機能付 | 無印良品 | 6990円 |






