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手袋のまま指紋センサーでロック解除OK、“疑似指紋”搭載グローブが登場
2017年10月25日 17:38
エーチームデザインは、手袋のブランド「EVOLG」の2017年秋冬の新製品として、擬似的な指紋加工により、指紋認証に登録できる手袋を発売する。対応する製品は「TOUCH ID COMPATIBLE」として12種類がラインナップされる。全国の「EVOLG」取扱店で販売が始まっているほか、同社Webサイトでは11月上旬から販売を開始する。一般的な「EVOLG」シリーズの価格帯は1728円~1万4040円(税込)。
「EVOLG」シリーズで2017年秋冬モデルとしてラインナップされる「TOUCH ID COMPATIBLE」製品は、特許申請中の指紋認証素材「Diper ID」を搭載するのが特徴。3万パターン以上もあるという擬似的な文様が親指の本革部分に施され、iPhone/iPadのTouch IDをはじめ、静電容量方式の指紋認証センサーに対し、この文様を指紋として登録できる。これにより、手袋を脱がずに指紋認証によるロック解除などを行える。
従来モデル同様に「Slide-Tec」として、タッチパネルを操作できる導電性素材が指先端のマチ部分に使用されており、指先でピンポイントに操作が可能になっている。また、導電レザーを使用し、導電部分に指や肌が触れていなくてもタッチ操作が可能で、これによりオーバーサイズで指先が余っていてもタッチ操作が行えるようになっている。
「EVOLG」シリーズのニットグローブは70年以上の歴史がある日本の工場で編まれているほか、日本国内で生産される。「尾州ウール」「タスマニアウール」などを使用する製品をラインナップするなど、高品質をうたうのも特徴。