特集:ケータイ Watch20周年

【今日は何の日?】ドコモと楽天による「楽天オークション」が始まった日

2020年4月10日、本誌「ケータイ Watch」は、創刊20周年を迎えることができました。20周年となる2020年度、本誌では、日々「これまでの20年」を振り返ってまいります。

 15年前の2005年11月13日、「楽天オークション」というサービスが始まりました。まずはパソコン版がオープンし、1週間後の11月20日にiモード版が登場するという流れでした。

 その後も、たとえば楽天オークションに出品しやすくなるiアプリが登場するなど、緊密な連携は続きます。しかし徐々に、音沙汰がなくなります。一方で、楽天自身がフリマアプリを手掛けるようになるといった動きが見られるようになります。

 そして2020年現在、楽天は、第4の携帯電話事業者として「楽天モバイル」を提供するに至っています。楽天は2012年ごろ、イー・アクセスと新会社を設立したほか、イー・アクセスの買収を提案していたことも知られています。

 「ドコモと楽天のオークション」という15年前の出来事は、関係者からするとよくある協業のひとつなのかもしれませんが、業界を取材し続けてきた立場からすると、今日に至る大きな流れのなかで、欠かせない歴史の一幕と思えてしまうのでした。