特集:ケータイ Watch20周年
【今日は何の日?】ゲーミングスマホ「ROG Phone」の日本上陸が発表された日
2020年11月16日 06:00
2年前の2018年11月16日、ASUS JAPANはゲーミングスマートフォン「ROG Phone(ZS600KL)」を日本で発売することを発表しました。当初の販売価格は11万9500円(税別)でした。
ROG Phoneは、ASUSのゲーマー向けブランド「ROG」の名前を冠したゲーミングスマートフォン。チップセットはゲーマー向けにカスタマイズしたという、Snapdragon 845をオーバークロックしたものを搭載。512GBの大容量ストレージに加え、本体にゲームパッドや冷却ファンなどの拡張ユニットを装着できるコネクターも装備していました。
当時はまだ、ゲーミングスマホの存在自体が日本国内でほとんど認知されておらず、「eスポーツ」もあまり活性化されていませんでした。海外では、他メーカーからいくつかゲーミングスマホが登場していましたが、それまで日本で正式に販売されたものはありませんでした。
ROG Phoneは日本国内でのゲーミングスマホブームの火付け役となり、その後、他メーカーも日本国内でゲーミングスマホを発売するようになりました。
具体的には、TAKUMI JAPANはシャオミが出資するBlack Sharkが開発したゲーミングスマホ「Black Shark 2」を、シャープもゲーミング用途を重視した「AQUOS zero2」を発売しています。ROG PhoneやBlack Sharkは後継機種も投入しているため、スマホ市場におけるゲーミングスマホはそれなりの地位を獲得できているのではないでしょうか。
ゲーミングスマホは購入者のターゲットをかなり絞った存在であるため、機能面やスペック面で特徴的な部分が多く、見ているだけでも楽しいジャンルです。今後、さらにeスポーツが活性化し、ゲーミングスマホのバリエーションも増えていくのではないかと思うと新機種の登場が楽しみです。