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【2023年1月号】主要MVNO各社のeSIMサービスまとめ
2023年1月6日 00:00
政府の後押しもあり、多くの事業者が展開しはじめた「eSIM」サービス。今、どんな事業者がeSIMを扱っているのか? 本稿では主要なMVNO各事業者ごとの料金とサービスをまとめてお伝えする。
本稿における情報は、2023年1月5日時点のものとなる。eSIMは対応するスマートフォンでのみ利用できる。契約前に自身が利用している端末がeSIMに対応しているかどうかを確認して欲しい。
IIJmio
IIJmioでは、音声通話付きの「ギガプラン」でeSIMを展開している。月額料金は1GBで495円~。
データプラン ゼロの料金は月額165円。追加データは1GBにつき330円で2GB~10GBは495円となる。ギガプランでのeSIMは1GBで400円から利用でき、最大で20GB 1500円のプランを利用できる。
2022年10月25日からKDDI回線で音声通話対応のサービスも新たに開始した。利用料金は音声通話対応の物理SIMと同じ。BIC SIMでも同様のサービスを利用できる。
容量 | 料金(データSIM) |
---|---|
2GB | 850円(440円) |
4GB | 990円(660円) |
8GB | 1500円(1100円) |
15GB | 1800円(1430円) |
20GB | 2000円(1650円) |
容量 | 料金 |
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1GB~ | 495円(165円+330円)~ |
mineo
mineoでは「マイピタ/マイそく」の両プランにおいて、eSIMのオプションを提供している。
現時点では、KDDI回線を利用するAプランのみの対応で、2月にはNTTドコモ回線のDプランに対応の予定でソフトバンク回線のSプランは対応時期未定という。
容量 | 価格 |
---|---|
1GB | 1298円 |
5GB | 1518円 |
10GB | 1958円 |
20GB | 2178円 |
使い放題 | 660円(300kbps) 990円(1.5Mbps) 2200円(3Mbps) |
日本通信
日本通信では、合理的プラン各種でeSIMを提供している。eSIMの管理の仕組み上、ドコモ回線のeSIMとの共存はできないという。
契約時の初期手数料は3300円。物理SIMカードからeSIMへの変更はマイページから受け付ける。eSIMへの変更や再発行の手数料は100円。eSIMからSIMへの変更は3300円。「iPhone」シリーズや一部のAndroidが対応機種として紹介されているが「Rakuten Hand 5G」は利用不可とされている。
容量 | 価格 |
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1GB | 290円~(従量課金制、1GB追加につき+220円) |
3GB(かけ放題) | 2728円 |
6GB(無料通話70分) | 1390円 |
20GB(無料通話70分) | 2178円(かけ放題、3378円) |
HIS Mobile
HIS Mobileは、「自由自在290プラン」においてeSIMを提供している。
自由自在プランは、1GB 550円からの料金プラン。月間データ通信容量が100MBの場合、料金が自動的に290円に値下げされる。2022年11月より、Amazon.co.jpからも申し込めるようになった。
容量 | 価格 |
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1GB~ | 550円 (100MB未満なら290円) |
3GB | 770円 |
7GB | 990円 |
20GB | 2190円 |
50GB | 5990円 |