レビュー

「AQUOS sense6」クイックフォトレビュー

 28日に発表されたシャープの5G対応Androidスマートフォン「AQUOS sense6」。2017年の発売以来、2021年9月末までで累計出荷1000万台を達成する「AQUOS sense」シリーズの最新モデルとして登場した。

 本記事では、AQUOS sense6のクイックフォトレビューをお届けする。

歴代の「AQUOS sense」シリーズ

外観

 AQUOS sense6の背面は、サラサラした質感になっている。カラーはライトカッパー、シルバー、ブラックの3種類だが、ドコモオンラインショップではブルーメタリックも限定発売される。

背面はサラサラとした質感(ライトカッパー)
シルバー
ブラック

 本体の厚さは約7.9mm。「AQUOS sense5G」との比較で約11%薄くなり、よりスタイリッシュな見た目になった。

端末上部
端末下部
端末右側面
端末左側面

カメラ

 AQUOS sense6は、背面にトリプルカメラを備える。構成は、4800万画素の標準カメラ(F値1.8、画角79度)、800万画素の広角カメラ(F値2.4、画角120度)、800万画素の望遠カメラ(F値2.4)。

 新たな画質エンジン「ProPix3」が搭載されており、ダイナミックレンジの拡大によって白飛びなどを抑制できる。また、輪郭などのディテールを自然に表現することが可能になる。

 このProPix3は、1インチセンサーカメラで話題になった「AQUOS R6」のカメラ画質技術を応用して開発された。

ディスプレイ

 AQUOS sense6のディスプレイサイズは約6.1インチ。「AQUOS sense」シリーズとして、初めてIGZO OLEDディスプレイを搭載した。

 省電力性に優れるIGZO OLEDディスプレイの採用により、バッテリー持ちが向上した。また、バックライトが不要で薄くなったため、約156gという本体の軽量化にも一役買っている。

その他

 「AQUOS」シリーズの最新モデルとして、AQUOS sense6では、スマートフォン向け人工知能「COCORO EMOPA」の最新バージョンを利用できる。また、ショートカット機能「Payトリガー」では、複数のアプリを登録できるようになった。

 AQUOS sense6の防水防塵性能はIP68相当。耐衝撃性のMIL規格に準拠し、FeliCa(おサイフケータイ)もサポートする。

AQUOS sense6の主なスペック
項目内容
OSAndroid 11
サイズ/質量約70×152×7.9mm/約156g
CPUQualcomm Snapdragon 690 5G
メモリー4GB/6GB
ストレージ64GB/128GB
ディスプレイ約6.1インチフルHD+(2,432×1,080)IGZO OLED
アウトカメラ標準(約4,800万画素、F値1.8、画角79度)
広角(約800万画素、F値2.4、画角120度)
望遠(約800万画素、F値2.4)
インカメラ約800万画素、F値2.0
Wi-FiIEEE802.11a/b/g/n/ac
BluetoothVer.5.1
バッテリー容量4,570mAh
防水/防塵IPX5・IPX8/IP6X
生体認証顔認証、指紋認証
その他の機能おサイフケータイ/NFC
カラーライトカッパー、シルバー、ブラック