ドコモから「AQUOS sense6 SH-54B」――シリーズ初の有機EL・画面内指紋センサー搭載

　NTTドコモは、Androidスマートフォン「AQUOS sense6 SH-54B」を11月中旬に発売する。予約は本日28日から受け付ける。

　AQUOS sense6 SH-54Bは、シャープ製のAndroidスマートフォン。ミドルレンジ～エントリーモデルを担うAQUOS senseシリーズとしては初の「IGZO OLED」（有機EL）ディスプレイを搭載する。

　ディスプレイサイズも約6.1インチと大型化。10億色の階調表現が可能で、リフレッシュレートは60Hz。さらに120Hzのタッチサンプリングレートに対応する。

　4570mAhのバッテリーを搭載しながら、従来モデルと比較して厚みと横幅をおよそ1mm削減。さらに重量も22g軽量化された。「側面凹形状」と持ちやすいサイズ感を実現したとしている。

　これまで、本体正面に搭載されていた指紋センサーは、画面内指紋センサーへ変更された。ペイメントアプリを素早く起動できる「Pay トリガー」は画面内の指紋センサーを長押しすることで利用できる。

　夜景は人物、料理といった被写体を自動で認識する「AIオート」でかんたんに綺麗な写真撮影を楽しめる。ボケを効かせた写真の撮影や手ブレを補正する「ブレクリーナー」などの機能も備える。

　クイックスイッチアダプター（試供品）が同梱されており、これまで使ってきたスマートフォンからかんたんにデータをコピーでき、AQUOS同士であれば、独自の機能の設定もそのまま新しいスマートフォンに反映させられる。

主なスペック

　出荷時に搭載されるOSは、Android 11。チップセットはクアルコム製の「Snapdragon 690 5G」。4GBのメモリーと64GBのストレージを備え、1TBまでのmicroSDXCに対応する。

　ディスプレイサイズは約6.1インチ（FHD+、IGZO OLED）。HDRに対応する。

　アウトカメラは、48MP（F1.8）、8MP（F2.4）、8MP（F2.4）のトリプルレンズ仕様。インカメラは8MP（F2.0）のシングルレンズ。

　下り最大2.1Gbps、上り最大218Mbpsの5G通信に対応する。音声通話では、VoLTE（含むHD＋）を利用できる。バッテリー容量は4570mAh。生体認証は指紋と顔認証を利用でき、おサイフケータイに対応する。

　本体の大きさは152×70×7.9mmで重さは約156g。カラーバリエーションはライトカッパー、シルバー、ブラック。これに加えてドコモオンラインショップ限定カラーとしてブルーメタリックが加わる。

【お詫びと訂正】
　記事初出時、リフレッシュレートを120Hzとしていましたが、正しくはタッチサンプリングレートが120Hz、リフレッシュレートは60Hzです。お詫びして訂正いたします。

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