シャープ、約11％薄くなった「AQUOS sense6」

　シャープは、5G対応Androidスマートフォン「AQUOS sense6」を発表した。2021年の秋冬モデルとして発売される。価格は未定。

デザイン

　AQUOS sense6は、2017年の発売以来、2021年9月末までで累計出荷1000万台を達成する「AQUOS sense」シリーズの最新モデルとして登場した。

　アルミボディの採用により、スタイリッシュなデザインを実現している。重量は約156g、バッテリー容量は4570mAh。

　本体の厚さは約7.9mmで、「AQUOS sense5G」との比較で約11％薄くなった。

ディスプレイ

　AQUOS sense6は、「AQUOS sense」シリーズとしては初めてIGZO OLEDディスプレイを搭載した。省電力性に優れており、バッテリー持ちは約1週間とアピールする。

　ディスプレイサイズは約6.1インチ。10億色表示のほか、画面内指紋認証にも対応している。

パフォーマンス

　チップセットはクアルコムの「Snapdragon 690 5G」。

　メモリーは4GBもしくは6GB、ストレージは64GBもしくは128GBとなっている。

　バッテリーへの負担を抑える機能として、「インテリジェントチャージ」における新機能を搭載した。

　「AQUOS sense」シリーズとしては初搭載となる。バッテリー残量が90％に達すると充電を停止し、端末への直接給電に切り替える。

カメラ

　AQUOS sense6は、1インチセンサーのカメラで話題になった「AQUOS R6」のカメラ画質技術を応用し、新たに開発された画質エンジン「ProPix3」を搭載する。

　背面のトリプルカメラの構成は、4800万画素の標準カメラ（F値1.8、画角79度）、800万画素の広角カメラ（F値2.4、画角120度）、800万画素の望遠カメラ（F値2.4）。

　標準カメラに関しては、一度に取り込める光の量が、AQUOS sense5Gとの比較で2倍になった。

その他

　AQUOS sense6の防水防塵性能はIP68相当で、耐衝撃性のMIL規格にも準拠している。そのほか、FeliCaやeSIMをサポートする。

　カラーは、ライトカッパー、シルバー、ブラックの3種類。