レビュー
「カードケータイ」ミニレビュー(編集部太田)
いらなくても欲しくなるミニマルな魅力
2018年11月15日 11:00
編集部・太田
「カードケータイ」はひとつの端末として成立してはいるが、実際のところはスマホとの2台持ちにするというユーザーが多いのではないだろうか。とはいえ、フィットするのは、あまりスマホに依存していない人、ということになるのだろう。活用しようと思ったら、「スマホを持っていかなくても大丈夫」というシーンをどれだけ思い浮かべられるかにかかっているといえそうだ。
例えば筆者はコインランドリーに出かける時、スマホを持っていかない。まぁこれは本当に小さな用事だが、近所の現金オンリーなお店で食事するだけなら、スマホを持っていかなくても大丈夫だと思う。ただ、こうしたささいな外出であっても、トラブルに巻き込まれたり、何か非常事態に遭遇した際の連絡手段として、“携帯電話”を持っていきたいと感じることは多い。
名刺入れや定期入れに入るカードケータイは、「premini」以来の衝撃的なまでの携帯のしやすさ。「あの場所に入る」「この時はカードケータイだけで十分」と、使い方をいろいろと想像するのが楽しい。
筆者は通勤の定期券がPASMOのため、電子マネーもPASMOのプラスチックカードで利用している。カードケータイのサイズは名刺やプラスチックカードとほぼ同じ。定期入れにカードケータイを収めたり、あるいはプラスチックカードを収納できるカードケータイ用ケースが発売されれば、“おサイフカードケータイ”の出来上がりである。本体単体での使い方だけでなく、アイデア溢れるアクセサリーの展開にも期待したい。
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