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いよいよ開幕! 仙台でIngress公式イベント「Persepolis」
(2015/6/20 10:20)
位置情報ゲーム「Ingress」の公式世界大会「Persepolis(ペルセポリス)」が、20日午後から始まる。仙台駅前を出ると、商業施設の「パルコ」壁面に掲げられた垂れ幕が、Ingressを楽しむ“エージェント(プレイヤー)を出迎える。
仙台駅到着後、まわりを見るとそこかしこにエージェントがいる。陣営のカラーにあわせた服やアクセサリーを身に着け、自分たちがエージェントであることをアピールするその姿は、こうした機会にしか見られないものかもしれない。
屋外を歩き回るゲームだけに、気になるのは空模様だが、20日午前の仙台は快晴。Tシャツ1枚でも汗ばむ陽気で、絶好のIngress日和。もっとも水分補給などはこまめに行いたいところだ。1週間ほど前の段階では、20日の天気予報は雨交じりになるかもと思われたが、参加者はプレイに専念できそうだ。
8時40分頃、会場に到着した筆者を待ち受けるのは、2000人を超えるエージェントの行列だった。1年前、約100人ほどの参加だった石巻での公式イベントとは隔世の感。行列を取材しているさなか、ちょうどナイアンティック・ラボの川島優志氏と再会すると、川島氏も1年前を思い出し、「本当にここまで……」と感慨深げだった。
会場のゼビオアリーナは、ぐるりと観客席がステージを囲む。中央で両陣営が別れており、どんどんと人がやってくる。入口ではIngressロゴの飴も配られていた。
北海道や千葉などを結び、石巻全体を覆う巨大フィールドが構築されるという場面もあった。また昨年12月の「Darsana Tokyo」、そして3月の「SHONIN Kyoto」も日本を、あるいは近畿地方をカバーするフィールドが作り上げられた。日本のみならず、海外とも連携しながらプレイするのはIngressの醍醐味の1つであり、その“お祭り”を目にできるのも、“アノマリー(状態異常)”と呼ばれる公式イベントならではのもの。戦いは仙台だけではなく、日本各地、そして世界各地で同時に進められる。
前夜、筆者がIntel Map(Ingress用のマップ)を確認したところ、仙台の沖合や日本海側でいくつものロングリンクが確認できた。こうした動きも、なんらかの予兆かもしれない。筆者が見える範囲はごくわずかでしかないが、判明次第、何らかの大きな動きがあればレポートする。
オープニングイベントはゼビオアリーナで11時15分から。その模様も終わり次第、随時お伝えしよう。