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三菱東京UFJがIngressとコラボ、特別なアイテムも

 グーグル社内のスタートアップであるナイアンテック・ラボの位置情報ゲーム「Ingress」と三菱東京UFJ銀行がコラボレーションすることになった。19日朝、その取り組みの第1弾として、三菱東京UFJ銀行の店舗とATMがゲーム中に登場した。店舗がポータルになり、アイテムが増える特別なカプセルが用意される。

三菱東京UFJ銀行の特設サイト

 19日朝からは、国内1700以上の店舗、ATMがIngress内に登場。ゲームを楽しむプレイヤー(エージェント)が奪い合う“ポータル”と呼ばれるスポットになった。三菱東京UFJ銀行の特設サイトによれば、さらに新アイテム「MUFG Capsule」が登場するという。Ingressでは、多くのアイテムを収納し、他のユーザーと受け渡しに利用できる「カプセル(Capsule)」が存在するが、その特別版とみられ、特設サイトでは「Ingress史上初の『ためる、ふやす機能』を搭載」「三菱東京UFJ銀行のポータルではより入手しやすい」と案内している。いつから入手できるようになるのか、そのドロップ率や、アイテムが増える率などは明らかにされていない。また、「Ingress」にはSFとしてオリジナルストーリーが用意されており、コラボ企業もまたその世界観に沿って紹介される……はずだが、19日19時時点ではまだそうした部分も語られていない。

 同日には、ソフトバンクショップもポータルとして登場しているがこちらも詳細は明らかにされていない。これまでのローソンとのコラボレーションに続き、国内で新たなコラボ企業が登場することになったIngressは、6月20日、仙台で4000人程度が集まる公式イベントが開催される。

関口 聖