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IngressとMUFG、ソフトバンクのコラボアイテム詳細が明らかに

 グーグル社内のスタートアップ、ナイアンティック・ラボが提供する位置情報ゲーム「Ingress」と三菱東京UFJ銀行、そしてソフトバンクとのコラボレーションが正式に発表された。20日、仙台で開催されたイベントで明らかにされた。

三菱東京UFJ銀行とのコラボで登場したカプセル
ソフトバンクとのコラボで登場したアイテム

 三菱東京UFJ銀行とのコラボでは、前日19日の段階でオープンしていた特設サイトの通り、店舗がポータルとして登場するほか、アイテムが増える「MUFGカプセル」が登場する。Ingress初の機能としてアイテムを増やせる。銀行らしい機能と言え、カプセルに入れたアイテムが1週間たつと増えるようだが、詳細は明らかにされていない。

 一方、ソフトバンクの店舗も19日朝時点で明らかになっていたように、ゲーム内に約2600カ所のソフトバンクショップがポータルとして登場した。また、「SoftBank Ultra Link」というアイテムも登場。これは、ポータルとポータルを結ぶリンク機能を強化するアイテム。通常のリンクアンプ(LinkAmp)と同じくリンクの距離を伸ばせるほか、ポータルから引けるリンクが通常の最大8本→最大16本に増える。またリンクがあれば、ポータルが防御力があがるという通常の仕様についても、防御力がさらにあがるという形にパワーアップする。ソフトバンクショップのポータルでは、「SoftBank Ultra Link」の入手率が高まるようだ。

 20日のイベント閉幕式である、アフターパーティでこれらが発表され、来場者にはどちらかのアイテムが、カード(パスコード入り)でプレゼントされた。ただ、もうすでに通常のプレイでも入手できるようになっているようだ。

【追記 2015/6/22 12:10】
 ソフトバンクモバイルが特設ページを開設した。それによれば、ソフトバンクに対して、「Ingress」のストーリーに登場するキャラクター、Akira Tsukasaがアプローチし、「Ultra Link」を共同開発したのだという。

関口 聖