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暗記帳アプリ「zuknow」にAndroid版、ノートを共有できる新機能も

 ビズリーチは、暗記帳を作成してスマホで学習できる無料アプリ「zuknow(ズノウ)」に、新たに「ノート共有」機能と「グループ」機能を追加した。暗記帳やノートの閲覧ができるAndroid版も新たにリリースされた。Android版は機能が限定されており、暗記帳やノートの作成機能は使えないが、6月頃に対応する予定。

“つくる・まなぶ”にノート機能とグループ機能が追加された

 zuknowは、「つくる・学習する・学び合う」をテーマに、ユーザーが作成した学習コンテンツを共有できるアプリ。ぱらぱらめくって単語などを覚える「暗記帳」のように、スマホで学習できる。2014年1月にiOS版がリリースし、今回Android版も公開された。

 学習する機能として、これまでの「暗記帳」に加え、今回「ノート共有」機能と「グループ」機能が追加された。ノート共有機能は、紙のノートや資料をスマートフォンのカメラで撮影し、アプリ内に保存できる。このとき、全ユーザーに公開か、限定したユーザーで構成された「グループ」に公開するかを選択できる。グループのメンバーは、Facebook、Twitter、LINE、メールを経由して招待できる。

ノート機能は、その場でカメラ撮影するか、アルバムに保存された写真を選択する

 ビズリーチの調査によると、大学生の多くはノートや紙の資料を使用しており、85%が友だち・同級生同士でノートの貸し借りを行うのだという。その共有方法としては、「コピーする」、「写真を撮影してスマホで共有する」との回答が多くを占める。スマホを利用する際には、メッセージアプリのグループ機能を使用して仲間同士で共有しているケースが多いという。このような使い方のニーズが高いことから、今回の新機能が追加されることとなった。

 今回のアップデートにより、仲間同士の効率的な学習を支援するツールとして、より機能が拡張されたことになる。iOS版リリースから3カ月が経ち、現在コンテンツは外国語、資格試験、ビジネスなど1万2000ほどが公開されている。

川崎 絵美