てっぱんアプリ!

語学もエンタメもカバー!競える暗記帳アプリ「zuknow」

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: zuknow
開発者: BizReach, Inc.
価格: 無料(一部有料コンテンツあり)
対応OS: iOS 6.0 / Android 2.3以降
カテゴリ: 教育

効率的な暗記学習を支援する「zuknow」

 いわゆるカード型の暗記学習ツールには、初めに自分で問題を作ったり、1人黙々と暗記するだけというものが多い。でもそれだとスタートでつまづいたり、いまいち長続きしない……なんてことになりがち。そんなカード型学習ツールの中でも、「zuknow」は最初から膨大な学習素材が用意され、ソーシャル要素まで備える、今イチ押しのアプリだ。

大量の“暗記帳”から学びたいものを簡単に探せる

 「zuknow」は、たとえば英単語が書かれたカードをタップしてめくり、裏側に書かれている日本語訳を見て単語の意味を学んだりする、暗記学習支援ツール。あらかじめ用意されているカード型の“暗記帳”のコンテンツはさまざまな種類があり、多彩なジャンルで分類されている。語学や資格取得に役立つ単語帳、小・中・高校生が学校で学ぶ内容のほか、雑学の知識を身につけられるものなど、あらゆるジャンルのコンテンツを利用可能だ。

 大量の暗記帳コンテンツがあるものの、初回のアプリ起動時には興味のある分野などを選ぶようになっていて、それをもとにユーザーに合った暗記帳コンテンツを自動で優先的に表示してくれるので、学びたいものを効率的に探せるようになっている。

好みや学びたいジャンルを最初に選ぼう
自分に合ったジャンルの暗記帳コンテンツが表示。もちろんジャンル別に探し直すこともできる

カードめくりの操作は快適。サッカーW杯関連の暗記帳も

 暗記帳コンテンツは、企業をはじめとするコンテンツプロバイダーが有料・無料で配布しているものだけでなく、他のユーザーが作成したユニークなコンテンツもある。語学関係が比較的多いが、中には専門用語を学ぶものやアニメの知識を測るもの、サッカーW杯に絡む情報をまとめたものも収録されている。どんなユーザーにとっても役立つコンテンツが何かしら見つかるはずだ。

 学習の仕方はシンプル。フリック操作で暗記帳を1枚ずつページ送りし、そこに書かれている内容を理解できたらタップでチェックを入れていく。ある程度暗記できたと思ったらクイズモードに繰り返しチャレンジして、ランダムで出題される問題の正解を4択から選び、正解率をどんどん上げて全ての暗記を目指す、という流れ。

英語学習向けの有料コンテンツもあれば……
Linuxのコマンドを覚えるためのものもある
サッカーW杯の歴代優勝国を覚えておけば、うんちくを披露する時に役立つかも!?
カードをタップでめくったり、チェックを入れたりしながら、次のカードへページ送りして学ぶ

学習効果を高めるクイズとグループ共有機能

 このクイズ機能では、少しずつ出題範囲を広げ、無理なく学べる仕組みになっているのが秀逸だ。たとえば100個収録されている暗記帳コンテンツでも、一度に挑戦できる問題数は数個で、同じ問題やミスした問題が繰り返し出題されたりする。正解の度合いは色分けされたバーで表現され、全体のうちどれくらいを“マスター”できたかを明確に把握しやすい。

 自分が学んでいる暗記帳を友人に教えて、複数人の“グループ”で共有しながら勉強していくことも可能だ。こうすることで学習の進捗を互いにチェックできるようになり、しかもクイズの結果に応じた成績ランキングも表示される。勉強をサボった分、どんどん友人に差をつけられてしまうのが丸わかりだ。

学習の進捗状況が色分けされたバーで表示
グループ内で他のユーザーと暗記帳を共有すると、学習の進捗やクイズの成績を競える

マニアックなオリジナル暗記帳を作ろう

 暗記帳コンテンツは自分で作ることもできる。自分の詳しい分野について「単語とその意味」といった形で表現できそうなものがあれば、世界に1つしかないオリジナリティあふれる暗記帳を生み出してみよう。作った暗記帳はもちろん他のユーザーに公開して使ってもらうことも可能だ。ありきたりな語学よりは、むしろマニアックなネタの方が人気を集められるかもしれない!?

オリジナルの暗記帳を作ってみるのもおすすめ
テキストだけでなく画像も組み合わせられる

日沼諭史