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ドコモ、高齢者向け見守りサービスをらくらくスマホに拡大

 NTTドコモは、シニア向けスマートフォンで利用できるサービスとして、「つながりほっとサポート」の提供を3月25日から開始する。利用料は無料。

 「つながりほっとサポート」はこれまでも、フィーチャーフォンの「らくらくホン ベーシック3」向けに提供されているサービス。ユーザーの利用状況が定期的に「つながりメンバー」にメールで通知されるという、シニアユーザーの見守り機能として提供されている。

 今回のサービス拡充では、「つながりほっとサポート」の機能が拡充されるとともに、「らくらくスマートフォン」向けに無料アプリとしても提供を開始する。また、「らくらくホン ベーシック3」向けには月額105円(税込)だった利用料は、4月1日より無料になる。

 「らくらくスマートフォン」シリーズに向けたアプリとして提供される「つながりほっとサポート」では、利用状況として歩数、画面ロック解除の有無、電池残量がサーバーに送信され、予め指定した家族などの「つながりメンバー」に通知され。1日1回の通知メールのほかに、歩数や電池残量などが指定した条件になるとメールで通知する機能も用意されている。

 このほか、アプリ上ではユーザーが任意で体調(元気、やや元気、わるい)を登録でき、こちらもつながりメンバーへの通知の対象になるほか、履歴をユーザー自身が振り返ることもできる。

「つながりほっとサポート」アプリ
定期通知メール
「つながりほっとサポート」の仕組み

 アプリの対象機種は、「らくらくスマートフォン F-12D」「らくらくスマートフォン2 F-08E」「らくらくスマートフォンプレミアム F-09E」。利用料は無料だが、利用状況をサーバーに送信する際、パケット通信料はかかる。

太田 亮三