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ワイヤレス給電規格団体のA4WP、新ブランド「Rezence」を発表
（2013/12/13 12:03）
磁界共鳴型のワイヤレス給電技術を推進する業界団体、Alliance for Wireless Power（A4WP）は、同技術を用いる製品に付けるコンシューマー向けブランド「Rezence（レゼンス）」を発表した。アルファベットの“Z”をモチーフにしたロゴマークも用意されている。
「Rezence」は、A4WPが新たに立ち上げたワイヤレス給電製品用のブランド。A4WPにはクアルコムやサムスン、インテルなどが参画し、磁界共鳴型のワイヤレス給電技術を策定、推進してきたが、今回、新たなコンシューマーブランドを用意し、対応製品を認定する仕組みが用意されることになった。「Rezence」という名称は、磁界共鳴（magnetic resonance）の“共鳴”と、“本質”（essence）を組み合わせたものという。
A4WPでは、Rezenceブランドの製品は2014年初頭に登場するとして、今回の取り組みは製品投入に向けた重要なマイルストーンにあたるとしている。
A4WP創設メンバーの1人であるクアルコムは、磁界共鳴型のワイヤレス給電技術「WiPower（ワイパワー）」を開発している。A4WPではWiPowerを含めた形で、ワイヤレス給電技術の策定を続け、今回、コンシューマ向け商品の登場が近づいてきたことから、A4WPが認定する商品・技術に付ける新たなブランドとして「Rezence」が用いられることになった。
