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2026年はグローバル出荷台数14.3%減、28年から市場回復の見通し カウンターポイントの市場予測で
2026年8月24日 13:40
カウンターポイントリサーチ(Counterpoint Research)は、2026年におけるグローバルスマートフォン市場の市場予測を公開した。
同社の調査によると、部品コストの上昇や低価格端末の供給減少、購買力低下により、グローバルスマートフォン市場は前年比で14.3%の減少が見込まれる。
サプライチェーンとコストが市場縮小に影響しており、高価格帯の機種は需要が底堅い一方で、部品コストが占める割合の高い低価格帯の機種が、最も影響を受けている。
また、コスト上昇前に確保された在庫が底をつくことで、下半期はコスト増加で出荷台数や発注台数が大幅に減少すると予測される。
メーカーごとの予測
メーカー別に見ると、幅広い地域展開とメモリーや半導体を安定的に確保できる強固なサプライチェーンにより、サムスンが出荷台数を0.8%増やしてシェア1位となる見込み。
アップル(Apple)は出荷台数が2.1%減少するものの、プレミアム市場での優位性や顧客ロイヤルティなどから恩恵を受けており、それらがiPhone 17シリーズの需要の大きさに表れている。
しかし、iPhone 18シリーズの価格上昇や、Proモデルとベースモデルの投入時期変更が、四半期ごとの需要に影響を与える可能性がある。また、第3四半期に初の折りたたみスマートフォンを投入するとされるが、出荷台数は1000万台未満にとどまる見込みで、全体の出荷トレンドを変える規模にはならない。
なお、Appleは2027年に約2.8%の成長に戻るとされる。
中国の主要メーカーは、価格に厳しい消費者や新興市場への依存度が高く、出荷台数が約15~34%減少する。メモリー容量の引き下げや旧世代プラットフォーム採用で対応し、市場シェアより財務規律や重要製品を優先すると想定される。
この傾向は2027年も続き、一部メーカーは小幅な成長に戻る一方で、引き続き減少するメーカーもある。
ただし、ファーウェイ(HUAWEI)は例外となり、国産部品の供給能力向上などから、約8%増となる見通し。
2028年から市場回復
2028年には供給状況が改善して価格が安定し始めると見ている。2026年から2027年にかけて抑えられていた買い替え需要が顕在化し、グローバルの出荷台数が約4.8%増加する。回復期においては、部品や資金、流通網も確保できる大手メーカーにとって有利となるとしている。

