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売らないガジェット体験スペース「&count」渋谷に8月20日オープン、日本未上陸機やプロトタイプが試せる

 ゲーミングスマートフォン「REDMAGIC」の日本代理店事業などを展開するFastlane Japanは、世界中の最新ガジェットを体験できるスペース「&count(エンカウント)」を8月20日、東京・渋谷にオープンする。商品の直接販売は行わず、完全予約制かつ入場無料の体験型ショールーム兼コミュニティ拠点として展開する。

未だ見ぬテクノロジーと出会える場を目指す背景

 Fastlane Japanが手掛ける「&count」は、日本未上陸のガジェットや発売前のプロトタイプを含む最新機器をじっくり試せるスペース。世界には数多くのガジェットメーカーが存在し、製造拠点である中国・深圳だけでも政府認可の優良企業が2万5000社にのぼる。しかし、日本のユーザーが日常的に目にする製品はその全体の数%に過ぎない。

 同社は、市場に埋もれている優れたテクノロジーとユーザーを結びつけるため、体験に特化した拠点を新設した。施設名はゲーム用語の遭遇を意味する「エンカウント」と、交差や接続を表す記号を掛け合わせた造語に由来する。単なる製品展示にとどまらず、ユーザーやクリエイター、メーカーが交わる場を提供する。

メディアの知見を生かしたスペースづくりと独自の体験

 「&count」の店長兼キュレーターには、テックメディアの編集長などを歴任した矢崎飛鳥氏が就任した。矢崎氏は「記事を書いて出すというよりは、コミュニティ形成に注力してきた。それをまた新しい視点で展開したい」と語る。単にモノを売る場所ではなく、優れた製品を集めて人と人をつなぐメディアのような役割を重視する。

 店内にはウェアラブル端末やAIデバイス、オーディオ機器など約40メーカー、100点以上の製品が並ぶ。短い時間では魅力が伝わりにくいウェアラブル製品も、自身のスマートフォンとペアリングしたり、着用姿を鏡で確認したりしながらじっくり検証できる。

クリエイター支援と今後の展望

 店内には、メディアやインフルエンサー、クリエイターが利用できる無料Wi-Fiや電源を備えた作業スペースのほか、3Dプリンターやレーザー彫刻機といったツールも設置する。来場者が制作過程を発信したり、ファン向けのアイテムを作成したりする用途を見込む。

 今後は海外メーカーの展示にとどまらず、国内メーカーやクラウドファンディング事業とのコラボレーションイベントも開催する計画。

 また、イベント開催時の会場利用料を徴収しない方針を示しており、クリエイターやメーカーが自由に企画を提案できるプラットフォームとして運営していくとしている。

 「&count」は、渋谷の「VORT 渋谷 east II」の3階に構え、渋谷や表参道から徒歩圏内に位置する。営業時間は11時~19時で定休日は火曜日と水曜日、祝日。ただし、土曜日や日曜日が祝日の場合は通常通り営業する。

「ガイド可」の日程は専門スタッフが在中
内装は同社のデザイナーが手作業で制作し、空間全体に統一感を持たせた
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