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グーグルが「Pixel 11」シリーズと「Pixel Watch 5」を発表、AI機能を強化 11月には「Pixel Tag」も
2026年8月12日 23:00
グーグルは、最新のスマートフォン「Pixel 11」シリーズやスマートウォッチ「Pixel Watch 5」を発表した。予約受付を開始しており8月20日に発売される。新型チップセット「Tensor G6」の搭載により、カメラやアシスタント機能などのAI処理速度を最大3.5倍に高速化させた。
進化した「Tensor G6」と新世代Pixel 11シリーズ
「Google Pixel 11」シリーズには、新型の独自チップセット「Tensor G6」を採用した。前世代と比較してTPUの計算能力が50%向上し、新しい「Gemini Nano」モデルとの組み合わせにより、AI処理速度を最大3.5倍に引き上げながら消費電力を3.5倍低減させた。
製品ラインアップは、標準モデルの「Pixel 11」(13万6800円~)に加え、上位モデル「Pixel 11 Pro」(17万4800円~)および「Pixel 11 Pro XL」(20万7800円~)、フォルダブルスマホ「Pixel 11 Pro Fold」(27万9900円~)の4機種。
Pixel 11 Pro Foldは、前世代のPixel 10 Pro Foldに比べて約10%軽量化し、約1mm薄型化した。さらに、背面にはガラス繊維複合材を採用し、ヒンジ構造を一新したことで、落下時などの耐久性を3倍に向上させた。
Proシリーズのカメラバーには、前面を下にして置いた状態でも情報を確認できる「HiLight」を新たに配置した。Geminiが応答している際に滑らかに発光するほか、特定の連絡先からの着信時にカスタムカラーで通知する機能を備える。
なお9月4日までの期間中、Googleストアで「Pixel 11 Pro」シリーズを購入すると、次回以降利用できるストアポイント4万9900円分が進呈されるキャンペーンを実施。対象スマートフォンの下取り額も2万円以上増額されている。
| 製品 | 256GB | 512GB | 1TB |
|---|---|---|---|
| Pixel 11 | 136,800円 | 156,800円 | - |
| Pixel 11 Pro | 174,800円 | 194,800円 | 234,800円 |
| Pixel 11 Pro XL | 207,800円 | 227,800円 | 267,800円 |
| Pixel 11 Pro Fold | 279,900円 | 299,900円 | - |
日常の操作や入力を先回りする先進のAI機能
オンデバイスAIの処理能力向上に伴い、日常の音声入力やアシスタント機能も大きく進化した。新たなAI音声入力機能は、話す言葉がまとまっていなくても発話の意図を正確に捉える。会話中の「えーっと」といった不要な言葉や言い淀みを自動で除き、整った文章を素早く作成する。
さらにメッセージアプリ上では、会話の文脈をGeminiが理解してフライト情報カードや店舗マップ、カレンダーの空き状況などを自動で表示する機能を導入した。ユーザーはアプリを切り替える手間なく、画面上の提案を1タップするだけでカレンダーへの登録やレストランの予約といった複雑なタスクを完了できる。
AIによる個人向けカメラの最適化
カメラ機能では、撮影の楽しさと創造性を広げる新機能を加えた。AIを活用した「マジックキャプチャー」は、約400フレームを瞬時に分析し、被写体の笑顔や動きを捉えたベストな瞬間をHDR品質で自動抽出する。
また、個人の好みに合わせた画質を設定できる「カメラスタイル」も導入した。彩度やコントラストを抑えた「ナチュラル」や、フィルム調の質感を再現する「シャドー」、温かみのある「バニラ」などのスタイルを選択でき、ユーザーのお気に入りのスタイルをデフォルトに指定できる。
クリエイター向けの「クリエイター スイート」も新たに提供する。画面上に原稿を表示するテレプロンプターや、撮影画面内での音声レベル表示、撮影素材を直接専用フォルダに保存する機能などを統合する。
乗り換えの不安を徹底排除するデータ移行プロセス
グーグルは、他OSからの乗り換え時に多くのユーザーが感じる「データの消失」や「移行プロセスの煩雑さ」という不安を解消するための大幅なアップデートを施した。
これまでは手元に端末が届いてから開始していたデータ移行作業を、Googleストアなどで購入した注文直後から開始できる仕組みを構築した。注文後に案内されるメールのリンクから、事前にクラウドへのバックアップを自動で開始する。
また、最も手間の掛かる作業として挙げられるパスワードやパスキーの転送についても、古い端末から直接転送に対応した。さらに、初期設定後の30日間にわたり、未移行のデータの確認、電子マネーやクレジットカードの認証、Apple App Storeでのサブスクリプション契約の解除漏れ(二重支払いの防止)を促すリマインド機能を通知する。
さらに、Quick ShareとアップルのAirDropとの相互接続には、最新のPixel 11シリーズだけでなく、既存のミドルレンジモデル「Pixel 8a」や「Pixel 9a」にも展開。OSやデバイスに関係なく、近くにいる誰とでも簡単に高画質な写真や大容量ファイルを共有できる環境を整備した。
手首から先回り支援「Pixel Watch 5」と最先端ヘルスケア
ウェアラブルデバイスでは「Pixel Watch 5」を発表した。41mmモデル(6万2800円~)と45mmモデル(6万7800円~)の2サイズを展開。
チップセット「Snapdragon W5 Gen 2 高性能版」と前モデルから50%増のメモリーを搭載し、CPU処理性能を12%向上、全体の動作速度を20%高速化させた。GPSの測定精度もGoogleマップの技術を応用した補正により2倍に向上した。
ヘルスケア機能では、50万人以上の脈波データから開発した脈波モデルを用いる「血管ストレス」と、10万人以上のセンサーデータを活用したAIモデルを用いる「代謝ストレス」の月次トレンド追跡機能を新たに搭載した。これにより、糖尿病などの生活習慣病のリスクを早期に可視化し、予防的な行動を支援する。
9月4日までの期間中、Googleストアで「Pixel Watch 5」シリーズを購入すると、次回以降利用できるストアポイント5200円分が進呈されるキャンペーンを実施。対象スマートウォッチの下取りとあわせて最大3万1000円分お得に購入できる。
| サイズ | Bluetooth/Wi-Fiモデル | LTEモデル |
|---|---|---|
| 41mm | 62,800円 | 79,800円 |
| 45mm | 67,800円 | 84,800円 |


















