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Meta、新言語モデル「Muse Spark」発表 写真から商品の比較も

 米Metaは8日(現地時間)、新たな大規模言語モデルシリーズの第一弾「Muse Spark」(ミューズスパーク)を発表した。

「Muse Spark」は、同社の研究部門であるMeta Superintelligence Labsが開発した新しい大規模言語モデル。Metaの各種プロダクト向けに設計されており、9カ月の期間をかけて開発された。小型かつ高速でありながら、科学や数学、健康などに関する複雑な質問に対応できる推論能力を持つ。Meta AIアプリとWeb版の「meta.ai」において稼働している。

 同モデルの導入にあわせて、Meta AIの機能が刷新された。タスクに応じてモードを切り替え、複数のサブエージェントが並行して作業を行うことが可能となった。旅行の計画において、旅程の作成や目的地の比較、アクティビティの検索を複数のエージェントが同時に進められる。

 また、マルチモーダル認識機能を搭載し、テキストだけでなく画像の内容も理解できる。店舗の商品の写真を読み込ませることで、高タンパクな商品を識別して比較するなどの使い方ができる。同機能は健康分野でも活用されており、医師のチームとの連携により、画像やグラフを含む健康に関する質問にも詳細な回答を生成する。

 加えて、テキストの指示からWebサイトやミニゲームを作成できるビジュアルプログラミング機能も備える。このほか、クリエイターの投稿などからアイデアを得られるショッピングモードや、目的地を調べる際に関連するコミュニティの投稿を表示する検索機能も追加された。

 新しいMeta AIは、「迅速モード」と「熟考モード」を備え、当初は米国で提供される。今後数週間のうちにほかの国や地域、InstagramやFacebook、Messenger、WhatsApp、AIグラスへ提供範囲を拡大する。あわせて一部のパートナーにはAPIを通じてプライベートプレビューを提供し、将来的にはオープンソース化も視野に入れる。