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YouTube、音楽のビジュアルストーリーテリングを強調 生成AI活用や収益還元にも言及
2026年3月18日 12:55
GoogleはYouTube公式ブログで、グローバル音楽部門責任者であるLyor Cohen氏によるニュースレターを公開した。音楽とビジュアルストーリーテリングの重要性や、収益還元、生成AIへの取り組みをまとめている。
ブログでは、グラミー賞やスーパーボウル、BRITアワードなどの話題に触れ、音楽は文化の中心にあるだけでなく音楽そのものが文化だとした。例として、ROSEとBruno Marsの楽曲APT.がYouTubeで23億回以上再生されたことや、Bad Bunnyのスーパーボウル関連パフォーマンスが1億2000万回を超えていることなどを挙げた。
収益面では、広告とサブスクリプションの2つを柱に、2024年7月から2025年6月までの間に音楽業界へ80億米ドル以上を還元したと発表。
生成AIについては、YouTube CEOのNeal Mohan氏の発言として、AIは表現の代替ではなく表現のためのツールであり続けるようにする考えを紹介した。
事例として、Lewis Capaldiの「Something in the Heavens」の動画がWonder Studiosにより制作され、Flowを活用した映像表現として再構築されたことに触れた。あわせて、Content IDのような仕組みの強化や、なりすまし防止のガードレール、低品質なAIコンテンツへの対策も進めるとのこと。
2026年のミッションとして、アーティストがビジュアルストーリーテリングを通じてグローバルなファン層を築き、生涯にわたるキャリア形成ができるよう支援することや、ファンが「自分の人生のサウンドトラック」となる音楽に出会える環境を提供することを掲げた。
