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生成AI人気1位は「ChatGPT」、次は「Gemini」、3位は? MMD調査

 MMD研究所は、一般生活者におけるAIサービス利用実態調査の結果を12月10日に公表した。調査期間は11月14日~11月17日、調査対象は18歳~69歳の男女1000人。

AIサービス利用は35.7%、「ChatGPT」が生成AIのトップ

 AIを使ったサービスを利用したことがある人は35.7%となった。利用経験のあるAIサービスの種類では、「AIによる検索機能」が61.7%、「AIチャットボット」が35.5%、「翻訳・画像補正などのAI機能」が31.8%となった。

 また、対話型生成AIの利用経験者111人が利用したことがあるサービスは、「ChatGPT」が80.6%でトップを占め、「Google Gemini」が50.8%、「Microsoft Copilot」が39.1%となった。

普段利用しているサービスとAIにサポートしてほしいサービス

 普段利用しているサービスは、「ECサイト」が49.6%、「動画配信サービス」が48.0%、「ニュース・情報サイト」が45.0%となる。

 また、AIにサポートしてほしいものがある257人を対象にした調査では、「交通・地図アプリ」が37.2%、「ニュース・情報サイト」が27.2%、「ECサイト」が26.4%という結果になった。

ECサイトや旅行予約などオンラインプラットフォームでのAI活用のメリットは?

 ECサイトや旅行予約サービスなどでの情報検索や広告を目にした際に、AIが活用されていると感じている人は58.8%だった。そのうちAI活用のメリットを感じている人は66.2%にのぼる。

 メリットとして感じている項目は、「好みに合った商品やプランを提案してくれる」が31.3%、「見つけられない新しい商品や旅行先を知ることができる」が30.9%、「困ったときにAIチャットですぐに質問・相談できる」が30.8%となった。

 このほか、ECサイトや旅行予約サービスでAIに任せても良いと思う範囲がある人は42.7%。内訳は「自分に合う商品やプランを提案してもらうまで」が30.5%、「商品やプランをかごや旅程に追加してもらうまで」が8.6%、「実際の決済や予約の手続きまで」が3.6%となった。

AIに連携しても良い情報は?

 AIに連携しても良い情報がある401人を対象にした調査では、「ポイントや会員情報」が40.9%、次いで「利用しているサイトやアプリ内での閲覧履歴」が38.2%、「過去の購買履歴」が37.7%という結果となった。