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「NotebookLM」のチャット機能が強化、履歴の自動保存や役割設定も可能に
2025年11月3日 07:00
Google(グーグル)は、生成AIサービス「NotebookLM」のチャット機能をアップデートした。
主な改善点として、最新の「Gemini」モデルを搭載し、取り扱いできるコンテキストウィンドウを8倍に、会話履歴を6倍にそれぞれ拡大したほか、応答品質を50%改善した。
また、応答の前にユーザーによるプロンプトにとどまらず多角的な情報を分析し、複数の視点から意味のある回答を生成する。
長いやりとりのチャット内容が自動的に保存されるようになり、セッションを閉じても履歴は保存される。これにより、いつでも後から見返したり再開したりできる。なお、チャット履歴は共有ノートブックであっても非公開で、いつでも削除できる。
全てのユーザーがチャットに特定の役割や目標を設定できるようになり、ニーズに合わせて生成AIからの回答が得られる。例えば、研究論文の指導教官として振る舞い、全ての前提を厳密に問いかけ、論理的な誤りを指摘し、研究内容に誤りが無いかなどを徹底的にチェックできる。


