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Opensignal、5Gグローバルアワード2025発表 auが3指標でWinner受賞
2025年10月6日 13:36
Opensignalは、「5Gグローバル・モバイル・ネットワーク・エクスペリエンス・アワード2025」の結果を発表した。
このアワードは、世界中で収集した数十億件の測定データをもとに、最良の5Gエクスペリエンスを提供している通信事業者を表彰するもの。受賞は「Global Winner(グローバル・ウィナー)」「Global Leader(グローバル・リーダー)」「Rising Star(ライジング・スター)」の3つの称号で構成されている。
評価対象となる指標は、「5Gカバレッジ体験」「5G下り速度」「5Gゲーム体験」「5Gビデオ体験」「5G音声アプリ体験」の5項目に加え、新たに設けられた「5G信頼性」。この「5G信頼性」は、通信速度と同じくらい“いつでも使える確かさ”が重要というユーザーのニーズを踏まえて追加された指標で、5G接続時に通信を確立できる確率、切断なく維持できる確率、一般的なアプリ利用に十分な品質を満たす確率といった観点から評価される。
日本からは、auが「5Gゲーム体験」「5G信頼性」「5G音声アプリ体験」で「Global Winner」を獲得。さらに「5Gビデオ体験」でも「Global Leader」に選ばれた。
ソフトバンクは「5Gゲーム体験」「5G信頼性」「5G音声アプリ体験」で「Global Leader」を受賞。NTTドコモも「5G音声アプリ体験」で「Global Leader」となった。
Opensignalによると、「5Gゲーム体験」は最も要求の厳しいユースケースのひとつで、auは100点中91.9点を記録。ソフトバンクも高いスコアを示し、優れた評価を得たという。
「5G音声アプリ体験」は競争が最も激しいカテゴリーのひとつで、auが85.2点を獲得し唯一の「Global Winner」に輝いた。ソフトバンクとドコモも「Global Leader」に選ばれ、日本の通信事業者が高い品質を維持していることが示された。
また、「5G信頼性」で「Global Winner」を受賞したauは、100~1000点満点中976.1点を記録。Opensignalは、この結果が同社の5G SA(スタンドアローン)の強さを反映したものだと説明している。

