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Xperia 1 VIIの不具合は“一部ロットでの製造不備”が原因、各キャリアでも修理対応を実施

 NTTドコモとKDDI、ソフトバンクは、ソニー製のAndroidスマートフォン「Xperia 1 VII」について、一部製品の無償交換対応を実施する。電源関係の不具合の発生とソニーの原因調査の結果を受けたもので、18日以降、各社のショップなどで対応が進められる。

 「Xperia 1 VII」については、製造元のソニーが「電源が落ちる、再起動がかかる、電源が入らない事象が発生する」不具合を発表。その後、16日に「製品の一部製造ロットで製造工程の不備により基盤が故障する場合がある」という調査結果を発表した。

 ソニーでも、同社発売のSIMフリーモデルで交換対応が進められ、キャリアモデルも発売元(ドコモ、KDDI、ソフトバンク)で交換対応が実施される。

交換対象機種の確認方法

 交換対象機種かどうかは、製品のIMEI番号をソニーの案内ページに入力することで確認できる。IMEI番号は、端末の電話アプリで「*#06#」と入力することで表示される。

 端末が起動しない場合は、包装箱のラベルやSIMトレイに印字されている15桁の番号を確認する。

NTTドコモ

 NTTドコモ発売の「Xperia 1 VII SO-51F」では、対象機種を購入したユーザーに17日以降に順次SMSで案内される。

 対象機種の無償交換または修理対応は、18日以降ドコモショップで実施される。家電量販店やオンラインショップで購入したユーザーも、ドコモショップで対応を受けられる。なお、来店には来店予約が必要。

 オンラインショップ限定カラー「モスグリーン」の無償交換開始時期は、別途案内される。

KDDI(au)

 KDDI発売の「Xperia 1 VII SOG15」では、対象機種を購入したユーザーに17日以降、SMSで案内される。

 対象機種の交換対応は、auショップ(au Style、一部PiPit含む)で受け付けられる。事前に来店予約をした後、店舗から交換端末入荷の連絡を受け、来店日を決定して製品を交換する形になる。

 事前予約受付は、17日10時から開始する。

 なお、オンラインショップ限定の「オーキッドパープル」を購入したユーザーには、18日以降Eメールで案内される。

ソフトバンク

 ソフトバンク発売の「Xperia 1 VII A501SO」では、対象機種を購入したユーザーに17日以降、順次SMSで案内される。

 対象機種の交換対応は、ソフトバンクショップで預かり修理のかたちで実施される。

 なお、一部製品では、基板交換で対応する場合があるとしている。