ニュース
「Android 16」次の新機能は「デスクトップモード」、開発者向けに公開
2025年6月11日 14:23
Android 16で今後の提供が予定されている外部ディスプレイを利用したデスクトップモードでは、新たにアプリのウィンドウの表示などが可能になる。グーグルが開発者向けブログで新要素を説明した。
対応するAndroidスマートフォンやタブレットをDisplayPortで接続すると、デスクトップモードが起動する。接続したデバイスは、ディスプレイ側とは別に操作できる。起動したアプリはディスプレイ側に表示される。
パソコンのような感覚で操作できるとしており、使用中のアプリを表示するタスクバーでは、アプリのピン留めもできる。ウィンドウ表示にすることで、リサイズも自由にできるため、複数のアプリを同時に使用できる。タブレットなどでは、外部ディスプレイを拡張ディスプレイとして利用できるようになる。
このほかにも、キーボードショートカットやトラックパッドのジェスチャーなどでs業要件に合わせて複数のデスクトップセッションを切り替えられるほか、対応するアプリであればアプリヘッダーボタンやタスクバーから管理でき、同じアプリの異なるインスタンスを切り替えやすくなる。また、異なるデスクトップ間でのウィンドウサイズや位置などを適切に維持できるようになり、好みのワークスペースを設定すればセッションをまたいでも復元できる。
サムスン電子との協業で実現した機能。開発者向けには「Android 16 QPR1 Beta 2」が本日11日に提供が開始。一般ユーザー向けにはAndroid 16搭載のタブレット向けに今年後半、リリースされる予定。