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TONEのAndroidスマホ新モデル「m15」、LTE対応で2万9800円

「m15」を手にしたトーンモバイル代表取締役社長 CEOの石田宏樹氏(中央)

 トーンモバイルは、MVNOサービス「TONE」向けのAndroidスマートフォンの新モデル「m15」を発表した。価格は2万9800円。

 発売日は11月17日で、Webサイトと東京・二子玉川の「蔦屋家電」にオープンしたTONEの販売コーナーで販売を開始している。また、11月18日には代官山蔦屋書店で、11月19日以降は、全国のTSUTAYA 12店舗と、TONEの直営店2店舗でも販売を開始する。

 従来モデルは3Gまでの対応となっていたが、新モデルではLTEに対応。対応バンドはLTEが1/3/19/21、W-CDMAが1/6/9/19となる。通信速度はLTEで下り最大150Mbps。LTEに対応したことで、同社が訴求ポイントの一つとしてきたIP電話サービスの使用感が改善するとされる。NFCや緊急警報にも対応した。TSUTAYAとの連携を意識し、DTSの音響エンジンを搭載するほか、ソフトウェアデコードでハイレゾオーディオにも対応した(外部アンプが必要)。

m15

 ディスプレイは5.5インチ、1280×720ピクセル、チップセットはMediaTek MT6735(1.3GHz、クアッドコア、64bit)、メモリー(RAM)は2GB、ストレージ(ROM)は16GB。OSはAndroid 5.1。カメラは、13メガピクセルのメインカメラと、5メガピクセルのインカメラを装備。32GBまでのmicroSDカードをサポートしている。

 無線LANはIEEE802.11a/b/g/n、BluetoothはVer. 4.1/LEに対応する。Wi-Fiテザリング、Wi-Fiダイレクト、Miracastを利用できる。

 大きさは74.5×147.9×8.6mm、重さは165g。バッテリー容量は3000mAh。

 「TONE」のサービスで提供されているプランは1種類で、月額1000円。LTEでも通信速度は500~600kbpsで、チケットを購入することで高速な通信が利用できる。端末を24回払いで購入する際、新たに提供されるTONEのTカードのクレジットカード版を利用すると、24回の分割手数料が無料になる。

発表会での展示

東京・二子玉川の「蔦屋家電」1階にオープンしたTONE販売コーナー

湯野 康隆

太田 亮三