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「大きい地震(じしん)がきます」――ドコモのエリアメールが「やさしい日本語」に対応

 NTTドコモは9月10日、エリアメールアプリをアップデートし、平易な日本語で表現する「やさしい日本語」設定を追加する。対応OSはAndroid 4.1以降。

「やさしい日本語」表示イメージ

 エリアメールアプリで「やさしい日本語」に設定すると、エリアメール(緊急地震速報や津波速報)の情報が、子供や外国人に理解しやすい平易な日本語表現で表示されるようになる。

 通常「地震発生 強い揺れに警戒」といった表記で通知される緊急地震速報では、「大きい地震(じしん)がきます 大きくうごきます 頭(あたま)をまもってください」といったような表現になる。

 「やさしい日本語」は、3月に気象庁・内閣・観光庁が発表した「緊急地震速報の多言語辞書」で示された例に基づいて、ドコモが内閣府の協力で作成したもの。ドコモでは、小学校3年生レベルかつ、日本在住1年程度の外国人が理解できるレベルの日本語と定義している。

石井 徹