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Y!mobile、車内がWi-Fi環境になるルーター「CarFi」を来春発売

SIMカードを挿して、シガーソケットに挿せばOK

 ワイモバイル(Y!mobile)は、シガーソケットに挿して使う車載用のモバイルルーターを発売予定であるとして、13日の発表会に参考展示した。2015年春に発売される予定。仕様の詳細や、価格は未定。

 同製品は、車内のWi-Fi環境構築を実現する、ファーウェイ製のWi-Fiルーター。クルマの中でスマートフォンやタブレット、ゲーム機などWi-Fi対応製品でインターネットが利用できるようになる。電源はシガーソケットから給電する。本体にはSIMスロットを搭載しており、対応するSIMカードを挿して利用する。スマートフォンやタブレットで使える専用アプリが用意されており、端末からネットワーク接続の設定が簡単にできるという。

専用アプリも用意される

 2.0A出力のUSBポートを備えており、USBケーブルを挿せばスマートフォンやタブレットの充電も可能。SIMカードのサイズはmicroSIMサイズだが、対応周波数帯を含め、仕様は検討中とのこと。

microSIMサイズのSIMスロットを備える

 ワイモバイルでは今回、スマホのデータ通信量をタブレットやIoT製品など複数機器と分け合える新サービス「シェアプラン」を発表した。シェアプラン活用のIoT製品のひとつとして、車載用のモバイルルーターを販売するということになる。

 同製品は、ファーウェイが「HiLink CarFi」としてグローバル向けに発表した製品で、英国での先行発売が決定している。ワイモバイルでは、発売に向け現在はまだ開発中としており、今回はあくまでも参考展示として紹介していた。

川崎 絵美