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DJIから撮影ドローン「DJI Mavic 4 Pro」、最大15kmまでの映像伝送に対応
2025年5月14日 12:24
DJI JAPANは13日、最大15km(日本国内)のHD映像伝送に対応する撮影ドローン「DJI Mavic 4 Pro」を発売した。価格は27万7200円~。
360°の回転と70°の上向き撮影に対応するインフィニティジンバルを搭載。28mm、70mm、168mmの3眼カメラシステムを搭載し、風景から細部のクローズアップまで撮影できる。デュアルアクティブISOヒュージョンで、高いISOと低いISO双方のメリットを享受できる。
28mmカメラとなる4/3型CMOS Hasselbladカメラは1億画素センサーを備えており、低照度でもノイズの少ない映像を撮影できる。70mmカメラは4800万画素の1/1.3インチセンサーを搭載。168mmカメラは5000万画素の1/1.5インチセンサーを備え、遠距離空撮でも高い画質と安定性を実現した。
動画撮影は、3つのカメラすべてが4K/60fps HDR撮影に対応。28mmカメラは、6K/60fps HDR撮影、約16ストップのダイナミックレンジをサポートする。
ドローンの飛行面では、6基の高精度魚眼センサーとデュアルプロセッサーで高解像度の環境認識を実現。通信しにくい場所でも高性能なビジョンシステムでドローンの正確な位置を把握できるほか、リアルタイムのビジョンポジショニングとマップ構築技術で、GPSが使えなくても自動でホームに帰還できる。このほか、最大200m先の車両を検知できるトラッキング機能などを備える。
バッテリー容量は95Wh、最大51分の飛行と最高速度90km/h、航続距離41kmをサポートする。また、独自アルゴリズムの映像伝送システム「O4+」は、最大30km(日本国内は最大15km)の10bit HDR映像伝送に対応する。