ニュース

ドコモ「dポイント」が機能拡充、有効期限1年・料金への自動充当など

ドコモのdポイントがサービス変更へ

 NTTドコモは18日、dポイントの有効期限の変更や機能の拡充を2025年7月から順次実施すると発表した。あわせて「ポイント共有グループ」の提供を終了する。

 7月から、「dポイントの有効期限の変更」と「通信料金への自動充当」「dポイントを送る」機能が追加される。実施、変更時期はサービスにより異なり、詳細はあらためてWebサイトで案内される。

dポイント有効期限が最終利用日から1年間に

ポイント有効期限変更のイメージ

 dポイント(通常)の有効期限が、最後にポイントを利用した日から12カ月後までに変更される。変更は2025年10月に実施される。

 これまでは、獲得したポイントごとに「獲得月から48カ月後の月末」までだったが、ポイント獲得月ごとの管理から、全体で管理されるようになる。ドコモでは、dポイントを普段使いしていれば有効期限が気にならなくなる、とアピールする。

通信料金への充当

通信料金へ自動充当

 ドコモの通信料金やドコモ光、ドコモでんきの料金などの支払時にdポイントが自動で充当できるようになる。2025年7月から提供が開始される。

 これまでは、充当したいポイント数を都度申し込むことが必要だったが、これに加え、毎月自動で充当する機能を提供する。なお、充当時に超過分がある場合は、ポイントが返還される。

dポイントを送る

ポイント共通グループ終了後のイメージ

 dポイントをユーザー同士で送ったり受け取ったりできる「dポイントを送る」機能を2025年7月から提供する。

 これまでは、d払いアプリでdポイントを送る機能が備わっていたが、7月以降は、dポイントクラブのアプリやWebサイトでも利用できる。また、あらかじめ設定したポイントを毎月自動で送る機能も追加される。

 なお、これに伴い家族でdポイントを共有できる「ポイント共通グループ」のサービスを7月に終了する。終了後のポイントは、ポイント共通グループの代表会員に集約される。