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海外でのドコモ「dポイント」利用に円安反映、「100ポイント=1ドル」→「100ポイント=100円」に

 NTTドコモは1日、海外におけるdポイントの利用条件を変更した。

dポイントを海外で使うとき

 まず、dポイントを海外で利用する場合、変更前は100ポイントを1ドル相当として利用できていた。

 しかし、変更後は米ドルではなく日本円で換算されることになり、そのレートは100ポイント=100円相当となる。たとえば、1ドル分、dポイントで支払う際、変更前は100ポイントを使うことになっていた。

 しかし、変更後は米ドルと日本円の為替を反映することになり、1ドル150円であれば1ドルの支払いでは150ポイント使う。

海外での利用に対してdポイントが付与されるとき

 続いて海外での利用に対してdポイントが付与される場合、変更前は1ドルの支払いにつき1ポイントが付与されていた。

 変更後は、100円相当ごとに1ポイントが付与される。たとえば1ドル150円の為替レートのとき、1ドルの支払いに付与されるのは1ポイントで変わらないが、2ドルの支払いに対しては3ポイントが付与され、円安であればより多くのポイントが付与されることになる。

 変動する為替レートは四半期の第一営業日に設定され、前月末時点のレートとなる。ドコモでは、「変更前の固定レートと実態のレートとの差分が大きくなっており、実態に合わせるかたちで変更した」としている。

ドコモの案内より