世界のスマホ市場は5四半期連続で拡大、シェア1位はサムスン IDCの調査

　IDCは、2024年第3四半期のグローバルのスマートフォン市場の出荷台数（速報値）の調査結果を発表した。出荷台数は3億1610万台と前年同期比で4％成長した。

　2024年第3四半期のグローバルのでスマートフォン出荷台数は3億1610万台。前年同期の3億390万台と比較して4％増、全体的な経済不安を乗り越えて5四半期連続の市場拡大となった。メーカー別ではサムスン電子が5780万台（18.3％）でトップ。次いで5600万台のアップル（17.7％）、3番手のシャオミは4280万台（13.5％）だった。

　 中国メーカーの成長がスマートフォン市場の回復を牽引した。サムスン電子は、前年シェア19.6％を下回ったが「Galaxy AI」を武器に、高価格帯のモデルでシェア拡大を続けている。アップルは新型の「iPhone 16」シリーズに加えて旧型の需要も多く、Apple Intelligence対応モデルへの買い替えも期待できることから、IDCでは今後も成長が続くと分析している。