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「PayPay商品券」で自治体によるセット販売が可能に、第1弾は福岡県宇美町

 PayPayは、「PayPay商品券」の商品券発行主体である自治体が、利用対象店舗の異なる2種類の商品券を同時発行できるようになったことを発表した。特定の店舗やサービスへの利用の集中を防ぎ、地域全体へ経済効果を分配することが期待される。

 まずは福岡県宇美町の「第16回宇美町商工会 宇美町プレミアム商品券」事業において、2種類の「PayPay商品券」が初めて導入された。対象店舗すべてで利用できる6000円分の「A券」と、大型店舗を除く対象店舗で利用できる6000円分の「B券」が用意され、A券とB券のセットを1万円で購入できる。申込期間は8月30日まで。

 8月15日には、東京都墨田区で「令和6年度 すみだプレミアム付デジタル商品券」の申込受付が始まる。9月には、東京都北区や福岡市商店街での導入が予定されている。

自治体名申込期間概要券種申し込める数
福岡県宇美町8月1日~8月30日10,000円で12,000円分の商品券が購入できるA券(6,000円)– 対象全店舗で使用可
B券(6,000円)– 大型店を除く対象店舗で使用可
ひとり5口まで
東京都墨田区8月15日~9月13日10,000円で12,000円分の商品券が購入できるA券(8,000円)– 墨田区商店街連合会加盟店、賛助加盟店で使用可
B券(4,000円)– 墨田区商店街連合会大型加盟店で使用可(※A券使用店舗でも使用可)
ひとり5口まで
東京都北区9月2日~9月30日10,000円で12,000円分の商品券が購入できる北区商連に加盟し商品券取扱店舗に参画する店舗で使用可ひとり2口まで
福岡市商店街(大濠・舞鶴公園周辺の5商店街)9月2日~9月27日5,000円で6,000円分の商品券が購入できる商店街会員の一部店舗で使用可ひとり10口まで