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「Chromebook Plus」で生成AIの新機能、Geminiや「編集マジック」も
2024年5月29日 16:49
グーグル(Google)は、Chromebook PlusにおけるGoogle AIなどを活用した新機能を発表した。また、Chromebookについても、新機能を追加する。
Google AIが文章や壁紙画像を生成
「Help me write」と呼ばれる新機能では、指定されたテーマに合わせて文章を生成するほか、既存の文章を短縮したり、言い換えたりすることができる。
AIが壁紙やビデオ通話のバックグラウンド画像を生成する機能や、Googleフォト上で画像内の物体の位置や大きさを変えられる「編集マジック(Magic Editor)」と呼ばれる機能が追加される。
また、ホーム画面上には、AIチャットボットGeminiのアイコンが登場する。
さらに、Chromebook Plusの新規購入者には、Google One AI Premiumプランの12カ月間無料体験が特典で付与されるとした。本プランでは、Gemini Advancedや2TBのストレージの使用が可能となっている。
Chromebook共通では、タスク管理やゲーミングの新機能
すべてのChromebookに追加される新機能も紹介された。
セットアップの際には、AndroidスマートフォンからQRコードを読み込むことでWi-Fiやグーグルアカウントの認証情報が共有される。
また、「Google ToDo リスト」を使用すると、同期しているすべてのデバイスからタスク管理が可能となる。
さらに、既定のアプリから行った画面録画が、GIF形式で保存される機能や、簡単にゲームのプレイ内容を共有できる機能「Game Dashboard」が追加される。
今年中には、ハンズフリー操作の新機能も予定
年内に追加予定の機能もあわせて紹介されている。
Chromebook Plusでは、右クリックでGeminiがWebサイトやPDFを要約する機能が追加されるとした。
また、複数デバイス間の同期を強化し、スマホのChromeで閲覧していたページをパソコンで継続して閲覧できる。
「Focus」と呼ばれる機能では、タイマーで時間を設定し、Google ToDo リストから終わらせるべきタスクを選択、そしてYouTube Musicのプレイリストを設定すると、Chromebookが自動的にサイレントモードをオンにし、進捗がカウントダウンされる。
さらに、メールの作成および送信や、Webサイトのブラウジングなどをハンズフリーで操作できる機能が開発中であるとした。