「Chromebook」に高性能シリーズ「Chromebook Plus」が登場、399ドルから

　グーグル（Google）は、Chrome OSを搭載したノートパソコン「Chromebook」のラインアップに、高パフォーマンスモデルの「Chromebook Plus」を追加することを発表した。価格は399ドル～。

　10月8日から米国で、9日からカナダとヨーロッパで提供される。製品はAcer、ASUS、HP、Lenovoの4社から合計8モデルが発売される。日本での展開は明らかにされていない。

　CPUは「Intel Core i3 12th Gen」以降、または「AMD Ryzen 3 7000シリーズ」以降、メモリー（RAM）は8GB以上、ストレージは128GB以上としている。

　Googleフォトでは、写真から不要な写り込みを削除する消しゴムマジック機能やHDR効果、ポートレートのぼかしを追加する機能などが利用できるようになる。

　製品には、Web版のAdobe PhotoshopやAdobe Expressが3カ月間無料で提供される。

　また、「Chromebook Plus」の各製品には1080PのWebカメラが備えられているほか、AIにより明瞭な通話や明るさの調整、背景のぼかし機能などが搭載される。これらの機能は、Google MeetやZoom、Microsoft Teamsなど会議アプリを問わずに利用できる。

　このほか、2024年のアップデートでは、画像生成機能が追加され、テキストで壁紙画像やビデオ会議時の背景画像を生成する生成AI機能やOSのパーソナライズ機能などが追加される。