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ソニーが「Xperia 1 VI」「Xperia 10 VI」を発表

本誌記事まとめ

 15日、ソニーは新型Androidスマートフォン「Xperia 1 VI」と「Xperia 10 VI」を発表した。本稿では関連記事をまとめて紹介する。

 ソニーは15日、同社の最新型スマートフォン「Xperia 1 VI」と「Xperia 10 VI」を発表した。日本でも6月以降に順次発売される。

 YouTubeで動画配信形式で公開された。出演したモバイル部門とカメラ部門を率いるソニーの大島正昭氏は、クリエイターの意見に耳を傾けながら製品開発を続けてきたことを紹介。その取組はこれまで極めて来た写真撮影のみならず動画や音楽、ゲーミングにも広まっているという。

 大島氏は「プロクリエイターの『創造性』への終わることのない探究心に気付かされた」と語る。さらに、若年層のクリエイターとのコラボレーションにより創造性はプロだけのものではないこともわかったと実感を口にした。「常に身近にあるスマートフォンが次世代のクリエイターの創作活動を刺激して支えるXperiaでありたい」と述べた。

 Xperia 1 VIでは、これまで写真と映像で分かれていたカメラアプリをひとつに統合。インターフェイスも大幅に変更されており、これまで同様にプロの要求に応える余地を残しつつも、より一般のユーザーが使いやすくするべく刷新された。カメラセンサーは前モデルと同じものの、光学7倍ズームや望遠レンズを使ったマクロ撮影ができる「テレマクロモード」を備えるなどの特徴がある。

Xperia 1 VI

 Xperia 1 VIは、約6.5インチのディスプレイを搭載。これまでの特徴だった21:9のシネマワイドディスプレイを廃し、19.5:5の新ディスプレイを備える。写真と映像で3つに分かれていたカメラアプリをひとつに統合。これまでどおり、イヤホンジャックとmicroSDカードスロットは搭載される。

Xperia 10 VI

 Xperia 10 VIは、約6.1インチの21:9シネマワイドディスプレイを搭載。チップセットにはクアルコム製の「Snapdragon 6 Gen 1」を備えるミドルレンジモデル。メインカメラは4800万画素で鮮やかな写真撮影を可能にする。ソニーの技術を手軽に体験できるモデルと位置づけられる。