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AR技術で視覚障がい者が自由に走行 横浜市で定期走行会を開始

 グーグルは、横浜市でARなどの技術を用いた、視覚障がい者向けの定期走行会を開始する。

 2021年より、グーグルの研究開発プロジェクトの一環として、AIにより視覚障がい者が一人で自由に走ることを目指すProject Guideline を実施している。

【Project Guideline】

 これまでは、Android スマートフォンによる画像認識技術を使用し、地面に引かれた線とランナーの位置を判断して音声で誘導する仕組みであった。

 今回から、グーグルが開発するARプラットフォームARCoreなどの技術を導入し、空間認識能力をさらに向上させた。これにより、前方にあるカーブや障害物を事前に認識することで高い精度でランナーに通知できる。

 定期走行会プログラムは、横浜市の障害者スポーツ文化センター横浜ラポールにて開催される。