本日27日にスマホの割引上限規制が2万円→4万円に

　総務省は本日27日から、電気通信事業法で新たなルールを適用する。スマートフォンの端末割引などについて、新たな規制が適用されることになる。

　「競争ルールの検証に関する報告書2023」を踏まえ、電気通信事業法施行規則等の一部を改正するもの。当初は12月公布（一部施行）、2024年1月1日に全部施行の予定だったが、意見募集の結果、施行日が12月27日に変更された。

　たとえば、料金プランとセットで販売されるスマートフォン端末の割引規制が、2万円→4万円までになる。また、回線契約がなくても端末単体を割引価格で購入できる「白ロム割」も規制される。

　携帯電話会社は新たなルールに適合するかたちで、割引施策などを展開する。たとえばソフトバンクでは、新たな端末購入プログラム「新トクするサポート（バリュー）」を27日に開始する。